この度、県バレーボール指導者協議会で行われる小学生バレーボール交流大会の開催要項が検討されマイナーチェンジではありますが新たな変更がありました。理事として、決定した変更は受け入れて運営をして行きます。しかし、この変更には大きな意味があると思っています。私にとってはあり得ない、「男女混合」と言うカテゴリーの追加です。昨年3月、全日本バレーボール小学生大会男女混合の部実施要領 によって公認されているカテゴリーです、したがって指導者協議会でも採用しようと言う流れです。男子、女子、単独でのチーム編成ができないチームの救済だそうです。この要項、個人的に絶対反対でつくってはいけないカテゴリーではなかったかと考えます。ボールをつなぐ競技での混合なんて見たことも聞いたこともありません、混合が成立している競技はバレーと同様にネットは挟んではいても一発で 相手に返す、テニス、卓球、バトミントン等です。サッカーやバスケなどではでは競技として成立しません 。なぜなら接触プレーにおいて体力差、体格差が明らかに影響するからです。小学生だからこそそこのギャップは大きいはずです。精神的、生理的なギャップに至ってはなおさらなことです。また、全国大会大好きな日本人指導者には格好の餌食になります。小学生ルールのフリーポジションならやりたい放題、6,7人の優秀な男女でチームを作り、底辺の拡大などといったことはまったく無視をして、言うことを聞く選手で週3回練習をしたら全国大会はすぐ手の届くところにあります。競技人口減少の歯止めなどとおっしゃっていますが、いい加減、指導者の営業努力の不足や指導力の不足に気づかないと バレーボールは日本から消えてなくなります。底辺拡大を諦めたといっても過言ではありません。競技人口が減少するのは関係者、特に管理者や私も含めた指導者が無能なだけです。