このブログは個人的感想になりますので、あらかじめご了承ください。

 

昨日、ある司法書士YouTuberさんが司法書士や行政書士が合格するまでの時間について解説していました。それを見て共感できたので、ブログに記録しておこうと思います。

 

よく「司法書士は3000時間、行政書士は1000時間勉強すれば合格できる」と言われますが、その先生は「この3倍は必要ではないか」と話されていました。私もこの意見には賛成です。

 

では、なぜ行政書士は1000時間なのでしょうか? 

それは、新規の受験生を受け入れるために予備校などが印象操作しているのだと思います。

入りやすくしておいて、そして抜け出せなくするのです。

 

皆さんがもし3000時間必要だと聞いたら受けていましたか?

1000時間なら「1日3時間で1年ぐらいか、じゃあやってみるか」となりますが、1日8時間ぐらい勉強する必要があると最初から聞いていたら、勉強を始めないのではないでしょうか?

 

確かに1000時間未満で合格した人もいます。それは、本当に正しい勉強をして、人生をかけて、血反吐を吐くぐらいやった人か、元々法律の勉強をしてきた人や、学生時代に受験戦争を乗り越え、自分の勉強方法を確立してきた人だと思います。

SNSの投稿を見ていても、1000時間ぐらいまでは皆さん投稿したりしていますが、それ以上になると恥ずかしいのか、投稿する人が減ります。

 

必死で私より勉強している人が不合格になり、勉強を続けていますが、それから全く記事を書いていない人もいます。

例えば、「私はトータル2300時間目です」という投稿は見たことがありません。

 

何を言いたいかというと、「1000時間やれば合格できる」という考えは捨ててください。

 

私が独学で1000時間勉強したとき、まだまだ話になりませんでした。

そして、1000時間はあくまで1年間での話で、トータルではないと思います。ですから1年目で不合格だった場合、それからまた1000時間以上は必要ということです。

今の受験生が間に合わないというわけではありません。必死でやればまだまだ可能性はあります。ただ、「1000時間やれば受かるんだ」という気持ちは捨てたほうが良いと思います。私は正確な数字ではありませんが、3年間で5000時間以上はやりました。同じ記録を付けている人で1万時間勉強している人もいます。

効率が悪い、頭が悪いだけでは?と思うかもしれません。

 

行政書士試験は諦める人が本当に多いです。でも、諦める人はわざわざSNSに投稿しません。最後まで諦めない人が合格できます。

受験生時代に苦労したほうが良いと思います。なぜなら、行政書士になってからの方が、勉強しなければならない範囲が広がり、ゴールがないからです。自分で何をやるかを選び、どのように営業し受任に繋げるか。行政書士とは全く違う勉強が始まります。そちらのほうが、何倍も辛く、そして楽しくもあります。

 

今の時期に書く日記ではないかもしれませんが、思ったことを書きました。

 

受験生の皆さんは時間だけにこだわらず、勉強の中身にこだわってください。理解のない勉強はあとに続きません。私はそれに気づくのに時間がかかりました。

 

最後まで諦めない人が行政書士試験に合格できます。

そして、諦めなかった自分が好きになると思います。