レビングハウスの忘却曲線をご存じでしょうか?

 

 

レビングハウスの忘却曲線は、人間が情報を暗記した後、その情報をどれくらい忘れるかを示すものですニコニコ

 

イメージとしては、学校で新しい単語や公式を覚えたとき、最初はすぐに覚えられるけど、しばらく経つと忘れてしまう、ということです。たとえば、新しい単語を学んだとします。最初はその単語をすぐに思い出せるでしょう。しかし、時間が経つにつれて、その単語を思い出すのが難しくなります。それが忘却曲線です。

 

曲線を見て、忘れないようにするには何度か復習することが大切だとわかります。つまり、新しいことを学んだら、しばらくしてからもう一度その内容を見直すと、記憶が定着しやすくなるんです。

 

ただし、間を開けないで復習すると定着につながりません。勉強の時には、一度しっかり暗記し、次の日に思い出してみる。その後、3日後や1週間後にもう一度思い出してみるなど、間隔をあけて復習することが重要です。

 

何度も連続で同じ問題を解くと、答えを覚えるだけになってしまいます。代わりに、答えではなくその理由や根拠をしっかり思い出せるようにしましょう。

 

私はウォーク問題に関しては、1か月に1回しか行いませんでした。1周ごとにじっくり時間をかけ、いつ行ったかを記録しておきます。そして、1か月後に問題に対する判断をする際に、その根拠を説明できることが重要です。さらに、問題を見て、それが条文の何条に関連するかを即座に思い出せると、かなり実力があると言えます。

 

 

この勉強法は、脳にはかなりの負荷をかけるかもしれませんが、抜けない記憶を形成することができます。記憶の定着には、何度も繰り返して思い出せるようにすることが重要です。忘れても問題ありません。脳の中から引き出して思い出すことが、記憶の定着につながります。ただし、この勉強法は脳にかなりの負荷をかけるので、通常よりも勉強時間が取れなくなる可能性があります。しかし、抜けない核となる記憶があれば、試験の際に役立つはずです。1度の暗記ではなく、何度も繰り返して思い出せるようにしましょう。