障がい者の働き場所が減少?

 

 

障がい者分野で働いていない方にとって、「就労継続支援A型」という言葉は馴染みがないでしょう。実際、私も働くまでこの用語をよく知りませんでした。

 

 

  就労継続支援A型とは

 

 障がいを持つ人々が社会で働くことを支援するプログラムの一種です。このプログラムでは、個々の能力や希望に合わせて、適切な職場での働き方を見つける手助けがされます。具体的には、仕事のトレーニングや職場でのサポート、必要に応じた職場環境の調整などが提供されます。目標は、障がいを持つ人々が自立した生活を送りながら、社会で働けるよう支援することです。

 

 

  令和6年の改定により

 

終了継続支援A型は困難な状況に直面しています。国としては「自分の給料は自分で稼げ」という方針を出していますが、下請けで仕事をもらっている場合、障がい者だから安く働いてもらえるという考えがあるのではないでしょうか。

私の地域では数年前には約10か所の施設があったと思いますが、先月1件、来月1件と閉鎖が相次ぎ、全体で3か所しか残りません。全国的にもA型事業所の閉鎖は増えると思います。

 

 

  B型でよいのでは?

 

B型事業所に移行すれば良いと思う人もいるかもしれませんが、A型と比べると最低賃金の保証がないため、月給は工賃のみで月1万円程度になります。障がい年金を受給している方ならばまだしも、そうでない方はどのように生活していけば良いのでしょうか?また、一般の企業で働くことを望む方もいますが、企業が障がい者採用の際に希望するのは身体障がい者であり、精神障がい者や発達障がい者ですと、懸念を示す企業はあります。そのため、働きたいという意志があっても働けない現実があります。

 

 

  私の施設も例外ではありません

 

私の施設も存続のために令和6年度はこれまで以上に懸命に取り組んでいかなければなりませんえーん

 

私は行政書士として、福祉施設指定申請の仕事を柱に考えていますが、まだまだ伸びるのはB型とグループホームだと考えてますが、現状ではA型はお勧めできません。

 

なんとか令和6年度を乗り切りたいと思います。