おはようございます。

 

暖房が修理され、快適な部屋でブログを書いています。

 

後見業務は私が開業したら取り組みたい分野の一つです。

 

この業務では、判断力が低下した場合に契約の締結や解除などの法的手続きを行います。行政書士の方や勉強中の方なら民法でこの分野を学んでいると思います。

 

任意後見は、判断力が低下する前に信頼できる人と契約し、その後その人が本人の後見人となる制度です。自分が信頼できる人に依頼できる利点がありますが、費用や手続きの煩雑さがデメリットです。任意後見人には費用がかかるだけでなく、監督人も必要です。そして、後見が開始した場合どちらにも費用がかかってしまいます。

周りで任意後見を利用している方はいますか?この制度はあまり知られていないのと、人は必要に迫られないと動こうとしないのもあり必要性を感じていない方がほとんどではないでしょうか。

 

それでは、法定後見でもいいのではないかと思われるかもしれませんが、法定後見では自分で後見人を選択できません。未経験の人が後見人になる場合もあり、サポートの質もまちまちです。自分の判断能力が落ちてからになりますので、自分の意思が伝わらないこともあります。

家族がなれるわけでもありません。

家庭裁判所が判断するのです。

 

判断力が落ちてから困らないように任意後見の必要性を広めていければと考えています。