インターネットで調べると各士業のこのぐらいは勉強しなければ受からないランキングみたいなものを目にします。

 

いつからか行政書士は1000時間勉強しますという情報を目にするようになりました。

 

みなさんはこれどう思いますか?

 

私は嘘だと思っています。

前の記事にも書きましたが、元々頭の良い人や法律の勉強をしてきた人ならそれもわかります。でも、知識がない方が0からスタートして1000時間で合格できるのはよほど死ぬ気で仕事しないで死ぬ気でやらない限り無理でないかな?と個人的に感じます。それだけ難しい試験だと思っているからです。

 

また、マラソンに例えますと

 

フルマラソンに挑戦するとなった時に、1日1km走れば完走できますよと言えば、あれ?私にもできるかもと思う人がいて挑戦するかもしれません。でも、実際は休日に20km等走らなければ(もちろん最初からは走れませんが)完走は難しいと思います。

また、行政書士試験をマラソンに例えるなら完走ではなくサブ4(4時間切り)ぐらいの練習量(勉強量)は必要なのでかなり頑張らなければなりません。完走だけでは受からないと思います。ちなみに自分の考えとしては司法書士はサブ3(3時間切り)と思っているので挑戦はしません。仕事をやりながらだとまず落ちると思うからです。

 

話は1000時間問題に戻します。

この1000時間は人によっては何年もかけて1000時間やれば合格できると思っている人もいるようです。私はあくまで1年間で試験日まで1000時間だと思います。そのぐらい勉強しなければ受からないのではないでしょうか?

(Xで1000時間を3年間に分けて直前に詰め込んで合格した人もいるようです)

1000時間勉強するにはどうすればよいか。

私は週の目標を30時間にしていました。平日3.5時間、休日6時間ちょっと。

これを目標にどうすればできるようになるかを考えます。

平日は朝に2時間半、帰ってきたら1時間程度としています。

仕事帰ってきて集中して勉強できますか?私は無理でしたので、家族が寝ている朝に勉強するのが一番だと思っています。

元々朝方の人間ではありませんが、最初は辛くても4時に起きていたら、いつの間にか当たり前のように起きれるようになりました。

休日の6時間の勉強はこれ以上やってもコストパフォーマンスがおちるので勉強は6時間にしてまだできるようであれば作業をしていました。

 

正しい方向に向かって1000時間勉強すれば合格できるかもしれませんが、

私のように正しい方向が分からない人は5000時間勉強しても受かりません。この記事が自分の勉強を見つめなおすきっかけになれば幸いです。

 

最後に私の好きな言葉を紹介します。

「努力した者が全て報われるとは限らん しかし! 成功した者は皆 すべからく努力しておる!!」

引用 漫画はじめの一歩より