【10年以上も前、この絵本で何度も読み聞かせしましたし、それくらい大好きな絵本でした。
「亡くなっても、思い出が有る限り心の中に存在し続ける」
「その思い出を語る仲間が居る」って素敵です。大切に思います。
なので課題本は嬉しかったです。
ところが、久し振りに読んで( ゚д゚)ハッ!
冒頭「アナグマはかしこくて、いつもみんなにたよりにされています。こまっている友だちは、だれでも、きっと助けてあげるのです」
えっ「友だち」限定?
この文言に驚きました。
何故
「だれでも、こまっていたら、きっと助けてあげるのです。」ではなかったの?
そんな疑問をもったまま読んだら、ちょっとおかしなことに。
かなりひねくれた読みになっちゃいました。
「それに、たいへん年をとっていて、知らないことはないというぐらい、もの知りでした。」
うーん
これどうかなぁ。
ネット社会の今、発見・工夫・発想が大事なのでは?
アナグマさんは
老人
賢者
長
人格者
柔和
思慮深い
等々 優れた方で、慕われていたし、皆を大切にしていたと思います。
ただ、都市近郊の現代っ子の多くは核家族で
集落の付合いが希薄。
老いを知らない。
けれど、だからと言って、このお話が心に響かないとは思えませんし…
複雑な気持ちになりました。
今でも
3年生?の国語の教科書に載っているのでしょうか。
正直 疑問に思いました。
これが最初の感想でした。
返却前に 再び読んで
「死んで、からだがなくなっても、心は残る」やはりこの一言に尽きるのでした。
また、モグラとカエルのかけっこの時「友だちの楽しそうなようすをながめているうちに、自分もしあわせな気もちになりました」
と。
歳を重ね、いつしか「諦め」が「明らめ」に代わる。
それがとても平安であり、幸せなことと思いました。
アナグマが残してくれた数々の思い出が皆の心を豊かにしている。
そして、いつまでも側に居るように、見て、聞いて、何なら応援したり、注意喚起したりもしてくれる存在になっていると思えました。
私も「忘れられない贈り物」の送り主になれるよう心掛けたいと思いました。
子育てを終え、親を送り、余生にこの絵本を手にできて良かったです。
どうもありがとうございましたm(__)m
※追伸
死を受け入れるお話として、以前 父を亡くした友にプレゼントして喜ばれた絵本を紹介致します。
https://common.bunkei.co.jp/books/3464.html
以上ですm(__)m】
この感想に選書したメンバーから
【ゴロンタさん!
ごもっともな感想、ありがとうございます(^^)
実は、今回一緒に英語版も借りてみたのです。
英語版では、友達限定ではありませんでした。
まさに、「困っている人がいたらいつでも助けてあげます」という意味になっています!!
翻訳者の意図があるのかもしれないですね。
そして今も3年生の国語の教科書に載っています!】
とのことでした。
本日はこちらをご覧ください
「LIVE配信vol.8」
2022/08/18 にライブ配信
第8回生配信 セトリ
虹のメリーゴーランド(original)
サマータイム
home~おかえりなさい~(original)
ひまわりの約束
くまのプー
smile―明日へ―(original)
夏の星座(original)
本日9月19日20時配信の予定です。
「敬老の日スペシャルコンサート」
生配信は
https://youtube.com/user/gegeg
※ 尚、本日午後から同会場でイベントをしている関係で、スタート時間がかなり遅れる場合があるそうです。
今日の絵葉書