長沼駅から南平駅へ移動しながら撮影へ行った時の日記 その4
奇跡の晴れ間はそう長くは続かなかった。
奇跡ですからw
しかしやはり多摩寄りということで、がいし2連が多いな。
架空地線支持の腕金もまた内寄せか
唯、架空地線は撤去済み。
反対側も見てみれば、やはりがいし2連!
唯ここも架空地線は撤去済みだが、それを支持していた腕金は内寄せだ。
低圧配電線は、電灯線のみ
やはりそこは、キャップでなく腕金の支持だと、古いイメージが一気に増す。
まぁいずれとも架空地線は撤去済みのようですけど
とりあえずあの旧基本形は、負荷側向きかな。
右を向いている。
住宅の方へやってきた。
三相200Vの動力を必要とするところは少ないから、高圧も単相2線式が多いな。
ありゃJRの送電線
境八王子線(武蔵境-八王子間送電線)だっけな。
JRの主要変電所!武蔵境変電所から続くものだ。
右側の高圧配電線は、空中交差部分は三相だが、途中から単相になるみたいだ。
奥の方には、結構住宅の方へ支柱を向けたものあり。
柱自体の年式は、どこも昭和40年代が目立つ。
だが、この辺の柱上設備は、比較的新しい感じだな。
柱自体は、数年古い1970年か
終端の避雷器も、最近じゃ全然新設は見かけなくなった。
柱の最上部も最近じゃ、架空地線も張らずアームタイがあるのみ。
次の目的は、あの長沼線23号鉄塔
あそこではさっき見たJRの送電線と空中交差している。
まぁそこは、JRの方が32年ぐらい古いだろう。
多分そこも昭和5年だろう。
しかしレトロだな~
いかにも戦前っぽさな感じがする形である。
いや、少なくとも昭和30年代頃まではこの形だったみたいだ。
部材交換と防錆塗装で長持ちさせている感じかな。
公園で休憩したいが、ベンチに座っているとすぐに蚊が寄ってくるから、休憩できない。
ずっと動き続けていなきゃならないから、この時期の撮影は、そういった意味でも嫌w
冬なら蚊はよらん。
これはさっきの反対側w
引き留めのがいしは中実高圧耐張がいし
元は架空地線の引き留めも鳥居型だったかもしれんが、その辺は平成初期頃に変えたのだろう。
千葉など場所によっては、その辺も当時物で残り続ける例もあるが、東京都内だとこうだ。
いや、この辺も一部は古いのもありそうか
都知事選行った~?
わしは期日前投票した。
しかし最近の選挙は、やりたい放題だな、ホント
自分が生まれた頃は、ちゃんとしてた。
そんな大声や大暴れはなかったよ。
候補者が多いらしく、掲示板も足りないらしい。
ここで右上を見上げると、低圧電灯線の空中交差分岐が見えたが
この四角い金具は見かけない仕様だな。
いつもならこれは丸型金具が多いが、ここはそれとは違う。
ここでは鳥居型を発見!
架空地線は残っている。
やはりそこは昭和45年前後
次は架空地線の支持はキャップだし、高圧がいしも中実高圧耐張がいしだな。
ちなみにこの後、空中交差分岐の右側の方でもクランプがいし2連引き通しなどの旧式も発見することになる。
まずは長沼線とJRの境八王子線の空中交差の撮影を済ませてからだ。
架空地線の空中交差は両引きなのか
両引きなのに、架空地線は引き通しというレア構成
あの感じだと、あそこは近づけないな。
目の錯覚か?このアングルだと不均等に見えるが、実際は普通の両引き
最近はどこか別の場所で使っていた変圧器を流量することもあるようで、捕縛バンドの跡あり。
旧基本形が見えたが、負荷側向きだな。
名車発見!
空中交差はここか
背の高い長沼線の方が23号鉄塔
JRの方の号数は見えず。
これはまたさっきとは別の鳥居型
次のは先ほど見上げた、変圧器流用のものだが、柱ごと設備更新したものとしては珍しく、架空地線は残したようだな。
ここはやや片寄せされているのかと思ったが
普通に中央固定だな。
キャップは半ぼるなし。
続く。