富士山駅から葭池温泉前駅にかけてある、縦付けの開閉器や鳥居型などの旧式の撮影へ その6
ここもまた架空地線ごとのやり出し装柱だが、やり出し改造されている鳥居型の横腕金は、抱腕金でなく単一腕金だ。
そうやってみると、やはり抱腕金仕様はレアだな。
鳥居型ならずなどの旧基本形は、架空地線の除去率が激しいかもな。
次はこれか?
まだ空中分岐がなかった時代は、こうやって振り分けるしかなかった。
両引き留めでダブトラがあるものだが、その変台から高圧カットアウトの支持を可能とした細いアームがある例は、2010年代前半のものだな。
ここはそれでダブトラが逆付けだった。
普段はただの青空だが、富士山背景に撮れるのもお気に入りかな。w
このダブトラは三相200Vの動力用だな。
ここでUターン!
ここでさっきの反対側
上段回線の鳥居型を付けた旧基本形には、限流ホーンあり。
腕金の向きは負荷側向きだな。
その先も
負荷側向きの旧基本形が立ち並ぶ。
その中には珍しく、ジャンパー線支持の10号中実がいしを2つずつ並べたものもあり。
さらにその向かいには、バンドで架空地線の引き通しをしたものもある。
2連の方の拡大はこんな感じだ。
バンドの方は、分岐先の架空地線はなかった。
連絡線なのかと思ったが、これは違うな。
2回線中上段回線から分岐させているかのようにみえるが
実際は下段から分岐させている。
ここはここで
変圧器への高圧引き下げ線を支持しているトンボ腕金のアームタイを、下段回線の腕金を超得る形で上から固定している。
架空地線はないのが多いが、多少、鳥居型の穴場でもあるのかもしれん。
じゃあ戻って、この2連のところの年式を見てみるかw
ジャンパー線支持の10号中実がいしが2連となっとるものは、神奈川の百合ヶ丘の方で見た以来だな。
たまにある。
これは恐らく高圧耐張がいしで引き留めている高圧配電線が脱落した時のことを考えていたのだろう。
アームタイがアングルだから大体の年式は推定できるが、確認w
1974年だな。
昭和49年か
続く。
った。