ずっと前にマークしていたものだったが、結局駅から遠すぎて、近づけじまいで終わった物件w
それはといえば、元大同電力が管理していた天竜南線である。
懸垂がいしの初代の製造年としては、同送電線は昭和5年(1930年)建設のようなのだが、がいしの製造年はそれよりも数年古い、昭和3年(1928年)や昭和4年(1929年製)のものが見つかっている。
大半はかけらである。
なお、がいしの製造会社は、日本ガイシさんである。
大阪寄りだから大陶碍子かと思ったが、そこではそれを見た覚えがないな。
やはり100年近くあれば、1度や2度は落雷があって、懸垂がいしが割れる被害もあったということなのだろう。
しかし中には完全に割れてはおらず、どこか農家の資材の重しとして使われているのも見たっけ?
いや、そりゃ天竜東幹線だったっけか?
どっちみち元は1直線に繋がっていた同じものである。
それで送電塔の形としては!多分、引き通し区間の完全なる原型としては、盆地で近づけるものとしては、唯一であったものかと思われる。
後はなんか市街地では家などの構造物があるせいか、嵩上げが目立つな。
建て替えか?もしくは塗装か?
いや~あの仮設だと、建て替えが有力かもな。
1970年代はあったことだろうが、豊かとなった今は材料はけちらず(嵩上げはせず)、建て替えだろうな。
電力会社は値上げなんて関係ないだろうに
てか、電線路名が名前変わるのか?
藤野木線とあるのが見える。
※ストリートビューは、昨年4月情報
なんかどっかでその名前を見た気がするな。
なお、そこからだいぶ南下した山の中の↓
峠付近では、矩形鉄塔もみられる。
左のテーブル付きベンチで弁当食いながら望めそうだが、車が必要だ!w
(山間は氷雪を意識した八字型が目立つが、盆地の方は昭和初期らしい形をした送電塔が並ぶ。)
他にはこんな険しい山道沿いに建てられたものも。
ガードレールや駒留もなく、こりゃオフロード車じゃないと厳しそうだな。
よくストリートビューカー通ったな。