いよいよ念願の!懸垂がいしの製造工場及び日本碍子博物館を見学!!行ってきました!
9月23日の秋分の日
この日はそうです、ついに
(まるで、ブラタモリで香蘭社のがいしの製造工場が紹介されていたのかのごとく)
がいしファン憧れの
念願の日本ガイシさんの懸垂がいしの製造工場及び、日本碍子博物館を見学することができました~
※日本碍子博物館は、一般非公開です。構内及び館内の写真については、一度スタッフの方に目を通して頂き、許可を得てから掲載しております。
全ては、3歳から突如として、がいしと電柱に興味を示し、大学ぐらいからは送電線にも追加で興味を示したおかげですねw
朝は自宅の最寄り駅からは始発コースw
台風が心配だったが、運よくそれており、普通に動いていた。
で、最初はあれだけ曇っていたのに
何故か新幹線に乗り、名古屋へ向かおうとした時には、歓迎なのか、突如として晴れ間がw
しかし途中、中部電力管内に入ってしばらくしてから、大雨もwww
変わりやすい天気だ。
ここでは雨水でゆがんだ中電の設備が見えた。
そういや東京方面から富士川を超えてすぐ左に一瞬だけ見えるw
浄水場の構内線で使われる錆びさびの耐塩皿がいしの引き通しはまだ残ってました。w
にしても中電の配電設備を見たのは、今年の5月に愛媛へ向かう途中に見た以来かなぁ!
今後、中電では、台風の被害状況を見るために、巡視をドローンで行うというのだから、驚きである。なんだかこれもやはり時代の流れなんだなあというのが実感できた。
(古い文献ばっか見てるから、我ながら考えが古くなってるのかもw)
名古屋から在来線を乗り継いで、勝川駅で待ち合わせをしてからタクシーでの移動となった。
お気遣いありがとうございます。
この場でもお礼申し上げます。
そしていよいよ小牧の事業所へ到着
今正にポケモンとの共演cmがテレビや電車でも流れているかのごとく、製造過程を目にすることができました。
(工場見学は、小学6年の見学授業で行った、カルビーや自動車工場の見学以来だ。)
許可を得て掲載
懸垂がいしの製造工場では実際に、詳しい説明を聞きながら、よく送電線で吊り下げられているお皿状のようなものがあると思いますが、正にその懸垂がいしの製造過程を1から見ることができました
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そして工場内部には、驚きの貴重ながいしがまだ現存していました
マツコの番組でも登場した、かぶとがいし(兜型ピンがいし)です
しかも現役
1920年頃の製品であることは間違いなさそうだ。
人生初でとても感動しました。
そして
午前11時頃からは
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いよいよ今度は、日本碍子博物館も見学させていただきました。
許可を得て掲載
なんだかいつもの古い送電線を巡るかのような気分であった。
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入り口にはまず、貴重な文献の展示がございました。
ええもちろん、私もその文献の一部でしたら
持っておりますとも
(我が家では将来、一戸建てで展示室を作ろうかと・・・いろいろと話もしました。w)
そして
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日本ガイシさんのがいしの歴史の全ては、ここから始まったのでした
(実物については、お出かけ中のようで見られなかった。)
それはといえば、トーマス社製のがいしのかけらです。
トーマス社製のがいしといえば、まだ国産のがいしが主流でなかった大正初期頃、猪苗代旧幹線でも使われていたぐらいです。
さて、がいしの展示物については
中では私も一度も見たことがない、がいしが展示されており、やはりこちらも驚きました
配電線のがいしでは、昔、変圧器への引き下げ線支持用として使われていた、曲がりねじが付いた高圧枝がいしの展示が見られました。
このがいしを外で見たのは、足尾銅山以来でしたー
神岡鉱山も多分あるんじゃないかなあ
一方、送電線のがいしの展示では、特別高圧ピンがいしの展示も見ることができました。
許可を得て掲載
ここでは、1920年代から
こちらは只今臨時閉館中の電気の史料館で撮影したもの
あの鬼怒川線のバンザイ鉄塔で使われていた昭和3年(1928年)11月表記(元号表記の特別高圧ピンがいしは珍しい)の特別高圧ピンがいしまで展示されておりました
この送電線、私の地元である〇〇区にも普通に通っていたらしいんですが、どこかにそのがいし落ちてないかしら?特に〇〇公園辺りw
そして
懸垂がいしについては、もちろん
許可を得て掲載
私はまだ実物を見たことがなかった、激レアなベージュ色(コーヒー牛乳色)の懸垂がいしも見ることができました
続いて、昭和45年前後に一時期流行った、外ヒダが大きく突き出たスモッグがいしの展示ももちろん
それよりも古い、外ヒダがダブルで突き出たかなり古いスモッグの展示もありました
その他にも
足尾銅山の構内用送電線路の鉄柱で唯一確認できた。
(配電鉄塔は、配電線のスパンが長すぎて、とても配電柱で支えきれない時に適用される。なお、近年では、道路の橋と一緒に配電線も通すことが増えているため、見かけることはかなり減った。)
※当初はこれは配電鉄塔かと思っていたが、この支持物の両側には支線が張られているのと、塔脚もまたまっすぐに!直立する形であることから、鉄柱になる。
これですよこれ
正しく、それと同種といえよう変わった形をした懸垂がいしの展示も
許可を得て掲載
その展示物は右上にあり
こちらの博物館で、その懸垂がいしは、松風工業社が製造されていたことがわかりました。
なお、その他のペンキの跡のある懸垂がいし(恐らく送電塔の防錆塗装時に、その塗装がはねて、跡になってしまった懸垂がいし)については、現場から「お宅のがいしでかなり古いものがあるから、持っていったらどうだ」などの経緯で、所蔵されてきたとの話もうかがうことができました。
色々と勉強にもなりました。
その他多数、世界各国のがいしの展示も確認することができました。
こちらには
上信線で確認できたフランス製の青色のガラスがいしの展示も
もちろんございます
同種を見たのは、上信線以来だぁ~
上信線もどうか、長持ちさせてほしい。w
他にもガラスがいしがずらり
そして最後はなんと
日本ガイシさんの社員食堂にも(まるで社員かのごとく)いろいろと会話なども混ぜ合わせながら、ご招待させて頂きました。
本当にありがとうございました
非常に貴重な感動的なとても良い思い出になりました
この場でもお礼を申し上げさせて頂きます
最後は社内より、中電の配電線が見渡せる場所があったので、そこから激写させて頂きました。w
日本ガイシさんでの見学はこれにて終了
その次は小牧から名古屋市内へ移動し、クラフトセンター・ノリタケミュージアムにも行きました
こちらの3階には、現在、非公開となっております、日本碍子博物館から一部お出かけ中のがいしの展示を見ることができます。