思えば、作詞とか創作活動は中学生の頃からやっていた。
中二病を患っていた僕は、その頃の想いとか感情をなるべくかっこよくなるようにしてノートにつらつらと綴っていた。
時には電子辞書を使いながらそれっぽい言葉を紡いで繋ぎ合わせては、あたかもレミオロメンが歌ってくれたように喜びながら書き溜めていた。
そんな自分の黒歴史をぎゅっと一冊にまとめたパンドラの箱が、実家の僕の机の引き出しの中に今も眠っている。
なんと恐ろしいことに。
そんな誰にも見せない見せたことないようなモノを、ついに僕は大切な人に向けて見せることにした。突発的に決めつけた。
僕の幼稚な言動を、あたたかく優しく包み込んでくれる唯一の存在。
先日結婚記念日を迎えてますますラブラブになった(気がする)奥さん。
そんな僕の大好きな奥さんを想って、ひとつ詩を書いてみようと思う。
さて、
作詞をするにあたって、僕はこの一週間の奥さんとの日々を振り返ってみた。
2月16日
新幹線で奥さんの元へ行く。
奥さんは仕事中だったけど、お昼ご飯を一緒に食べてくれた。お蕎麦屋さん。
奥さんと別れてから、本屋、ブックオフ、スーパーマーケットに立ち寄り奥さんの家に帰宅。
冷蔵庫の中の物を有効に使ったビーフシチューを作る。仕事から帰ってきた奥さんは、それはたくさん褒めてくれた。
仕事で大変だったろうに、それでもたくさん褒めてくれた。
2月17日
パン粉を使ってフレンチトーストを作る。クックパッドに載っていた作り方を真似てみた。全く上手くいかなかった。
奥さんは仕事。午後休をもらえたらもらうと言っていたけど、もらえなかった。その事をすごく謝ってきたけれど、そんな事しなくていいのに。
忙しいのに休みを合わせようとしてくれたことが嬉しかった。
外は大雪。僕は一人、映画を見に行った。本を読んだ。Switchでスマブラをして遊んだ。
夜は奥さんのオーダーの夕ご飯を作った。喜んでもらえて嬉しかった。今日休みを取れなかった分、明日休みを取ってくれた。
2月18日
遅起きして、外は雪が降りしきる。
朝ごはんはトーストとベーコンと目玉焼きを食べた。ベーコンが鍋に焦げ付いても、美味しかった。
Switchでマリオパーティーをして遊んだ。一人でやるよりとても楽しかった。
午後は奥さんの仕事が入ってしまい、カフェのちカフェに行ってきた。奥さんは仕事、僕は読書。
その足で、奥さんに服を買うのを選んでもらった。
ドン・キホーテで簡単おかずを買って、家で夕ご飯を作って食べた。
奥さんには途中、休みを取ったのにごめん、家庭と仕事を両立するのは難しいと言われた。でもそれはこちらこそ忙しいところ邪魔してごめんだし、そんな両立を世の中のみんながやっているからといってそれをうちの奥さんが必ずやらなきゃいけないことなんてない。その後、僕たちのペースで暮らしていこうと決めた。
2月19日
奥さんはお仕事へ。
天気はとても良かった。
でも僕は本当に何もやる気が起きなかった。
そこで今日一日は何もしないで溶かす日に決めた。
昼ごはんは蒙古タンメンのカップ麺を食べ、あとはSwitchでスマブラをやるだけ。途中、本を読んだけどあとはずっと堕落してすごした。
夜ご飯も、一人でうどんを茹でて食べた。
2月20日
奥さんの久しぶりの休日。
昼まで寝たらお疲れさま。
奥さんの希望でケンタッキーを食べた。この時かな。高畑充希のケンタッキーのCMの変なモノマネが生まれた。
その後、アマプラで「宇宙兄弟」を観た。
ここでまた宇宙科学に対する気持ちが盛り上がってきた。明後日の新潟旅行でプラネタリウムに行こうと決まった。
夜はスーパー銭湯まで行き、大きな湯船に浸かった。そして安い宴会場でラーメンと蕎麦を食べた。本当は色々と選びたかったけど、ラストオーダーが近かったので、僕が勝手に選んでしまった。奥さんはハイボールが飲みたかったらしいけど、ソフトドリンクにしてしまった笑
あと宴会場に宇宙兄弟の漫画が置いてあったのに読まなかったのがもったいなかったなあ。コーヒー牛乳を飲んだ。マッサージチェアも使った。無重力体験ができるマッサージチェアはとても気持ちよかった。
2月21日
奥さんは朝早くにイベントのお仕事に出かけた。
出かける直前に「天気がいいから出掛けてきたら」と言ってくれた。
そこで、お昼になってから近所のお寺まで行ってきた。お守りの奉納と新しいお守りを購入した。学業成就を買ったのは、僕たちがこれからも教養を培うことができるようにとだ。
お寺近くのお蕎麦屋さんでざる蕎麦を食べたのち、散歩と電車の乗り継ぎをして少し離れたところまで来た。と言っても、そのほとんどをブックオフでの立ち読みと本屋の散策とミスドでの休憩に使ってしまったけど。
ただ、帰り道の夕陽はとてもキレイだった。
夜は奥さんが豚の生姜焼きを作ってくれた。そして明日からの旅行の車を会社の人に借りてきてくれた。
宿泊宿は、結婚記念日なのでちょっと豪華にANAのホテルに決めた。
2月22日
朝ごはんは奥さんが買ってきてくれたパン。
本当は昨日のイベントで出品されたモノを買ってきたかったみたいだけど、大反響で売り切れたからと市販のパンを買ってきてくれた。
気持ちだけでもすごく嬉しい。すごく。
そこで初めて結婚記念日の事を口にして、ハグをした。
ご飯を食べ終えたら、いよいよ新潟に出発した。
快晴で綺麗な空と街の景色を、運転する奥さんの分まで堪能して写真を撮った。
奥さんがSpotifyで最近のヒットナンバーを流してくれたので、負けじと音楽雑学を披露した。
3時間かけて新潟に到着した僕らは、ラーメンを食べてから新潟自然科学館に向かった。
そこでは、宇宙、恐竜、生物、化学、物理、科学、最新技術などの展示が行われていた。
約束のプラネタリウムでは、はやぶさ2の軌跡を上映していた。ちょっと居眠りしてしまったけど、奥さんも居眠りしていた。
夕方、日本海に沈む夕陽を見に近くの浜辺に向かった。奥さんはどんどん海へ向かって行き、僕は砂が靴の中に入るのが嫌で遠くで見ていた。
風が強かったけど、奥さんと夕陽と海というとても綺麗な光景を撮れたことに満足した。
ホテルはとても高級仕様で、窓から見える新潟市の景色は素敵だった。
晩ご飯は、スシローにした。結婚記念日だからもっと豪華なお店でも良かったのに。でも、スシローの回転寿司も美味しかった。トロタクを食べながらキムタクの真似をした僕に対して、スシローの駐車場で奥さんがNiziUの縄跳びダンスをバカっぽく披露してくれたのがおもしろかったし嬉しかった。
夜はホテルで久しぶりにお酒を飲んだ。本当は最上階のバーに行きたかったけど、月曜日が定休日だった。もう二度と月曜日に旅行しないと決めた。
夜は、ツインベッドで久しぶりにゆっくり寝た。
2月23日
朝ご飯は、和食。なんと新潟県産コシヒカリの食べ比べメニューだった。
味の違いは全く分からなかったけど、ご飯のお供もおかずもすごく美味しかった。
昨日の夜降った雨は止んでいたが、曇り空が広がりかつ強風の中粉雪が舞い散る天気だった。
そんな中、午前中は大本命である新潟市美術館に行き『きかんしゃトーマス展』を見た。
原作の展示やアニメの上映、プラレールの展示、ぬりえの展示、撮影に使われた模型の展示、豊富なお土産がずらりと並んでいた。
夢のような時間を過ごしたので、連休最後という現実を受け入れきれなかった。本当に帰りたくない。お土産屋で小さい男の子が帰りたくないと大声で駄々をこねていたので、俺もそうしたかった。
後ろ髪を引かれる思いで美術館を離れ、高速に乗って帰った。
栄サービスエリアでお土産を買いながら。
途中雪が本降りになってきて、除雪車も出てきた。高速道路でスタッドレスタイヤ検問にも巡り合った。
危険な状況の中、奥さんの運転で何とか無事に帰ってこれた。この旅で、奥さんには1万円以上支援してもらってしまった。
最後にいつも通り、ホットドリンクとお菓子も買ってもらいながら、いやいや別れてきた。
こうして僕の連続休暇は終わり、嫌々ながら新幹線に乗って帰ってきた。
このブログは、帰りの電車の中で書いている。
先に述べたように、このような奥さんと過ごしたので日々を題材にした詩を作り、奥さんにプレゼントしたいと思っている。
側から見たら、本当にイタイ。
詩をプレゼントされても、リアクションに困ると思う。絶対に。
でも、僕は贈ることにした。
他の誰かにでもない、奥さんにだけ捧げる詩。
世の中にリリースする訳でもなく、何か社会現象になるような事を起こす訳でもない。
だけど、話し言葉では到底伝えることが出来ない事を、少しロマンチックに伝えたいと思った。
宇宙の事がだいすきな奥さんへ。
ちいさな愛情を唄います。