皆様こんにちは。
暑かったり寒かったりが続き、銀座にも昨夜は雪が舞い
着る物に困惑する食いしん坊シェフで御座います。
さて、今日は我々鉄板焼屋さんのお料理をする際の
「道具」についてのお話です。
主な調理はこの三点が有れば賄えます
お肉を焼くときの三角のへら状の器具
これは通称「カチャクリ」とか「カッチャクリ」なんて
呼ばれていますが、この形のヘラは独特で、
多くの鉄板焼のコックさんはこちらの
「ターナー」
を使われる片の方が多いようです。
ホテルの鉄板焼等は殆どがこちらみたいですね
多くのコックさんはどちらか片方で仕事される
方が多いのですが、私の場合は
臨機応変に両方を使い分けています。
それと言うのも、どちらの道具も使うそれぞれの
お店で修行をした為に、自ずとどちらも
同じように使えるようになったわけですね~
長年片方だけでお仕事されていらっしゃる方は
「どうもこれ以外は使いにくい」
と言われます。
どちらにも「一長一短」がありますが、慣れた方が使いやすい
それは間違い無いようです。
銅製のカバーは魚介を蒸したりする時に使います。
鉄板焼で上手に蒸し上げれば
「茶碗蒸し」
も出来ちゃうんですよヾ(@^(∞)^@)ノ
勿論後はお肉や鮑を切る為のナイフとフォークですね
この様なシンプルな道具達だけで鉄板料理
はお客様の目の前で仕上げられて行きます。
まだ一度も鉄板焼を召し上がったことの無い方や
様々なお店を巡ってこられた方も
是非一度当店のお料理をお召し上がり下さいませ。