今私は2階に一人でいる。

疲れたから横になってる。

継子がリビングで犬を挑発して犬がしきりに鳴いてる。それを夫が「やめろ!」と怒鳴ってる。

今日は夫が夕飯を作るらしい。


犬が吠えてて、継子がバタバタ走り回る音と大きな声で大笑いする声が聞こえる。

マジでうるさい。

犬を挑発し、末っ子ちゃんを挑発し、本当に挑発が好きな子。


今日は天気が良くてお布団を干した。

継子はいつもの変な歩き方でずっと庭に出てウロウロしていた。

布団を干しながらその様子を2階から眺めていた。

何であんな風に背中を丸めて、ひょこひょこと歩くんだろう。

いまにも自分の足が絡まって転びそうな変な歩き方。


すると継子は家のフェンスを超えて、隣の家の庭に入っていってしまった。

そして、何かを手に取りすぐに戻ってきた。

慌てて、何してるの!と大声を出した。


どうやら隣の家に生えてる木の枝が折れていて、そこから汁が出ていたらしく、その汁が気になって見に行ったのだそうだ。

そしてその汁を手で拭って持って帰ってきたらしい。

私の声を聞いて家から出てきた夫が継子に尋ねるとそう言ったそうだ。本当かどうかは知らない。


他人の家の庭に勝手に入る事について夫は継子を叱らなかった。


「人の家の庭に勝手に入らないようにきちんと叱って」と夫にお願いすると、「勝手な事をするな!」と夫は継子を怒鳴った。


「いや、違うでしょ。そんな漠然とした言い方ではこの子に伝わるはずないでしょ?何がいけないのか、きちんと教えてよ」

と私が言うと「勝手に人の庭に入るな!」と夫は怒鳴って、終わった。


いや、そんなんじゃ、またしでかすよ、継子は。

いけない事が分かっててするんだから。

人の家の庭におもちゃが落ちてたら、侵入して黙って持って帰るよ。そういう子なんだよ。


その後、いけないと分かっててしたのか?と私がたずねるとうなずく継子。

「だって、汁が気になったから!」と言う。


「でも、人の家の庭に勝手に入ったらいけないって伝えてるよね?それは分かってるよね?」

そう言うと、うなずく継子。


我慢ができない。

小さな頃からずっとそう。したい事をしないと気がすまない。

そういう継子の性質を本当は分かってるのに見て見ぬふりをする夫。

園児のような小さな子供じゃないんだよ。

隣の家の人も庭に大きな子供が勝手に入ってきたら驚くだろうよ。

クレームがきたら、私が!この私が!頭下げないといけなくなるんだよ!!


うるさくてご近所迷惑になるので、そろそろ降りて、継子の挑発を止めよう。

疲れる。