9月なのに台風がない!異常気象?のなか、大江健三郎さんの「ピンチランナー調書」を読み始めました。 | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

ウインク 「ベランダ菜園」の「エゴマシソ」に花芽がつきました。

 ということで、本格的な秋になったようです。

 花芽ができると、不思議なことに、葉のかたちがエゴマ形からややシソ形になってきました。

 

びっくり ここのところ、日本の南海上に台風がありません。9月としては100年にいちどあるかないかの事態のようですが、それが今後にどのような影響をもたらすかは分かりません。それに「100年に1度のこと」が地球環境のサイクルから見て、異常なことなのかどうかも分かりません。最近のマスメディアは何でもかんでも「例を見ない」とか「かつてない」って天候・気象について報じる傾向がありますが(そうすると視聴率やアクセス件数が増える?)、客観的にはどうなんでしょうか?

 たしかに、人間の、とくにここ半世紀の活動によって地球の自然環境はとても大きく損なわれているのですが・・・。

 

ウインク 大江健三郎さんの「燃え上がる緑の木」の第1部をもう少しで読み終えます。面白くて読み進むのが早いので!「もったいない」ニヤリから毎日の読む時間は30分程度にしています。

 で、その代わりといっては変ですが、私がここ数十年間、何度も読もうとして、何度もそのはじめの部分で読めなくなってしまっていた(なんか読みにくいというか、感覚的に読みたくなくなるというか)、「ピンチランナー調書」を昨日から読み始めました。話が「エゴマシソ」みたいに混ざってしまうのを避けて、「緑の木」はしばらく中断。

 

キョロキョロ 「ピンチランナー調書」は大江健三郎さんの、超「私小説」的な作品です。主人公の原発技術者の「森・父」が、障がいを持つその子供の「森」とともに、もう一組の準主人公である小説家「僕」(大江の姿と重なる)と「僕」の障害を持つ息子に語っていきます(そのとき「森・父」は「おれ」となっていきます)。

 そして「闘い」「抗争」の物語が・・・・、ああ!面倒くさい!えーんって、この小説をこれまでは途中で投げ出していましたが、今は読めています。さて、これからどうなるか(小説の進行ではなくて、「私」の読書の進行がです)?無事読み終えたら感想書きます。

 

☆写真は上からベランダ菜園の「シソエゴマ」の花芽(100均マクロ使用)、同じく「シソエゴマ」。夏はエゴマっぽかった葉の形が、花芽が付くとなんとなく「シソ」っぽくなってきました。3枚目は今朝8時気象衛星(気象協会サイトから)。南海上に「台風」がありません。60年何年かぶりの異常な状態だそうです。ひと月近く海上が「攪拌」されていない状態が、今後どのような影響を及ぼすか?前例がほぼないので不明です。4枚目は、新潮文庫の「ピンチランナー調書」(大江健三郎)の表紙。一番下にある写真は去年の安倍国葬時の九段下交差点の状態。

 

↓去年の今日のブログです。統一教会の広告塔・安倍元首相の「国葬」が(超法規的に)強行開催されて、私の仕事場がある九段下は騒然としていました。あれから1年、自民党政権内はいまも統一教会系議員ばかりです。