アゲハの幼虫を育てていると、ある日ある時、突然に幼虫が姿を消すということが起こります。
これをとりあえず「消えた幼虫問題」と名付けます。
一番多くあるのは蛹化前の「消えた幼虫」。餌を沢山食べて丸々と太った、5センチほどの幼虫が、突然姿を消します。そしてこの事態に経験が浅い「飼育者」は「鳥に食べられた」とまず思います。が、実はこれは、蛹を作る安全な場所を探して移動したというケースがほとんど。
その移動は、モタモタしているように見える芋虫タイプの幼虫にしては、怖ろしく迅速で、ちょっと目を離した隙に、かなりの距離を移動します。そして、外敵から見つからないところを発見して蛹を作ります。
だから、アゲハの蛹化と羽化を観察したい場合は、段ボールなどで「蛹化-羽化」ケースを作って、そろそろかな?と思える幼虫をそのなかに収容するのが良いです(蛹を作りやすいように木の棒などを入れておきます)。
もうひとつの「消えるケース」は、本当に鳥に食べられるケース、スズメバチやアシナガバチに襲われて「肉団子」にされて持って行かれるケースがあります。これは幼虫を飼育している環境によります。
わがベランダ菜園で成長中の3匹の幼虫(体長3センチ程度の芋虫タイプ)のうち1匹が昨日、気がつくと消えていました。これは・・・・鳥かハチか? 最近の研究では、虫に葉とか樹液とかを食べられている植物は、SOS信号を発して、その「害虫」を捕食する虫を呼ぶとか(呼ばれる虫としてはテントウムシが知られている←アブラムシを食べてくれ!と植物がSOSを発信?)
そして、昨日北参道の事務所ベランダの幼虫も忽然と姿を消しました。こっちは蛹化の場所を探しての雲隠れだと思います。
アゲハの幼虫の「消える」現象はこんなもの。基本は「自然」です。
ところで、昨日の東京新聞を読んで驚きました。「社労士が利用する業務システムがサイバー攻撃に遭って、ダウン中とか(10日以上ダウンしているらしい)。そしてこのシステムにはマイナンバー800万人分が収められているとのこと。個人情報の大規模流出が懸念されています。
そもそも、マイナカードは、次々と様々な「利用者」の業務システムに紐付けられ続けています。その実態がどうなっているのか?そして様々な「業者」もこの「マイナ利権」に絡んでいます。そのなかにはセキュリティーが甘かったり、人為的ミスが起きる環境があったり・・・・。
マイナ情報、いったいどのくらい流出しているのでしょうか?
一日も早く、マイナシステムの凍結と仕様の見直し(廃止含む)が必要です。当然、マイナ保険証は不要。
☆写真/画像は上から、今朝4時半頃の空。夏至近い今頃は夜明けが早いのです。オレンジ色の「つの」を出して威嚇するアゲハの幼虫。少し嫌な匂いも出しています。これでスズメバチを撃退できる?たぶんできない?3枚目は昨日の東京新聞「こちら特捜部」の特集。マイナンバー800万人以上のデータはある社労士システムがサイバー攻撃に遭ってダウン中。怖ろしいことです。
↓去年の今日のブログです。去年の東京は梅雨寒。今年は・・、今日から気温が上昇とか。熱中症、熱射病の要注意。それとコロナは「感染第9波」で、感染拡大もの凄いらしい。でも重症化が少ないのは「ワクチン効果」ではないと思えます。コロナウイルスの「平和共存路線」によるのかな?