難民にはあれこれケチ付け「強制送還」したいけど、外国からの労働力は欲しい?日本という国。 | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

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  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

プンプン 広島での戦争サミットを終えた岸田政権は、次々と強行に問題法案を国会通過させています。

 改正入管法もその一つ。日本の人権無視の入管システムは様々な問題を生じさせていますが、それは日本が「先進国」でなく「民主国家」でもない国であることをあらためて感じさせます。そもそも日本は「難民」を受け入れたくないのです。

 

びっくり 一方、難民は認めないけど、「労働力」としての人は来て欲しい?

 それが改正入管法と同時に進められている「外国籍労働者」受け入れ策(閣議決定した)。「特定技能2号」は「より熟練した技術が求められ」つ外国籍労働者。この「2号」労働者は「永住」への道が開かれているとか。でも現在はかなりの少数。それを2分野(建設、造船)から11分野に拡大するとのこと。追加されるのは「自動車整備」「航空」「印象良品清造」「製造(なんとまあ網羅的な!)」「ビルクリーニング」「宿泊」「農業」「漁業」「外食」。つまり、いま労働力不足に悩んでいる業種?

 なんか、派遣法の「業種拡大」と同じ手法です。

 

キョロキョロ ただ「相当程度の知識・経験」を必要とする「1号」よりさらに「より熟練」する必要がある「2号」って必要なのか?それならハッキリと「1号」で、永住権や家族帯同を認めた方がわかりやすいし、そこまでしないと日本の労働力不足を「外国籍労働者」で賄うことは出来ないと思うのです。さらに、永住者には日本国籍取得の道を大きく開くことも必要では)。「難民」認定も申請者への嫌がらせをせずに増やすべき。そうでもしないと2040年以降の(もっと早まって2030年代には深刻になると思います)日本の人口急減と労働力不足に対応できないのではなかろうか?

 ま、そのとき(超人手不足で経済破綻の怖れが現実化する)になれば、さすがの日本政府(自民党政府でないことを祈ります)も根本的な政策変更するかな?

 

 

☆写真・画像は上から、ご近所の盛りを過ぎた紫陽花の花。昨日の朝日新聞と毎日新聞の「入管法改正」「(外国籍労働者の)特定技能2号拡大」関連の記事。毎日新聞は第3面に紙面を大きく割き、「働き手確保 待ったなし」との解説記事を載せています。4枚目は今朝(日曜)の毎日新聞1面。コナン・ドイルの特集。これは面白かったコナン・ドイルの終生の友であるウイリアム・バートンは明治の「お雇外国人」として来日。東京帝大で「排水」「防疫」などを教えたとのこと(バルトン先生と親しまれていた)。そしてそのバートンからコナン・ドイルは日本の様々な情報を得ていた。それがシャーロックホームズなどの作品にも見られるとのことです。興味ある人は毎日新聞を購入するか図書館などで一読を。5枚目は今日訪れた、練馬区桜台5丁目の庚申塔。この庚申塔については、後日ブログで取り上げます。

 

↓去年の今日のブログです。去年はアゲハの「第一陣」が羽化しています。ことしはいま「第一陣」成長中。