今日は晴れたけど、体調イマイチかな? そして「うつ治療」の「できたことを書く」について。 | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

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  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

ニコニコ 東京・豊玉は午後から晴れました。北寄りの風が吹くベランダの朝の気温は10度ほどでしたが、午後3時頃には23度まで上がりました。

 植物たちはそれなりに育っています。

 1鉢のセージが紫色の花を次々に咲かせています。山椒の鉢は徐々に芽吹いてきて、まもなくアゲハ蝶を迎え入れると思います。8鉢あるイタリアンパセリは花芽がつき始めて、そろそろ終わりに近づいています(花芽は伸びてきたら、花を付ける前に摘みますが、それを続けていると株が弱ってくるので、限界かな?と思ったら花を咲かさせてあげます)。キアゲハが来るまでイタリアンパセリを繁らせておきたいけど、街にはキアゲハが少ないので今年は無理かな?

 

予防 ベランダの植物を手入れしつつ眺めていると、ふと「うつ」でダウンした10年前のことを思い出し、その思い出しついでに。

 「うつ病」のときの治療法として(対処法)の一つとして「その日にできたことを書き出す」ということを思い出しました。

 この治療法(対処法)の肝は、その日に「できたことを」三つとか五つとか書き出すこと。つまり自分が「できている」ことを自覚してゆくことだと思います。

 さらについでにいうと、韓ドラの「ボクヒ姉さん」のなかでも造り酒屋のご主人が「うつ病」になったとき、この治療法をやります(いまBSで「チャングムの誓い」と「ボクヒ姉さん」の両方をやっていて、ともに出演しているキョン・ミリさんの、両極端のキャラ設定の演技が面白いです←「チャングム」では、悪役・敵役で、「ボクヒ姉さん」では控えめで淑やかな造り酒屋の奥さん)。

 

驚き ところが、これを「その日(次の日)にやることを三つたてるとか五つたてる」としてしまって、それが達成できなかったって、落ち込むケースがあるようです。

 それ、逆ですから。そもそも、そういうふうに「計画を立てる」精神状態は、「うつ病」状態の中でも精神状態が良い時(積極的なとき)だと思います。そして、そういう(精神的に高まっている)時に立てた「計画」って、落ち込みが主な状態である、うつ病の「患者」に結局はストレスになります。

 くれぐれも間違えないようにしたいです。

 

無気力 要は、「その日にできたこと」を書き出すのです。「その日(次の日)にやるべきことを書き出す」のではありません(当然、立てた計画ができなかったことを書くのでもないです)。

 「その日にできたこと」は「ベランダの花を見てきれいだと思った」とか「水遣りが上手くできた」程度でも良いわけです。

 私の「うつ病仲間」である、ばりばりの外資系企業の管理職のひとは、根性主義かつ、まじめな仕事人間なので、この「対処法」を間違え、仕事のように必至になって「明日の計画を頑張って100作るんです」みたいに頑張って、そして当然のようにうつが悪化し、しばらく落ち込み続けました。

 

凝視 「うつ治療時」の私の経験と教訓は、うつのときには頑張らない。自分に(うつ発症の原因となったような)仕事ストレスをかけない。そして「うつ病」はゆっくりと行きつ戻りつ治す。落ち込みが酷くなったら(頭痛とか伴います)、それは「休めのサイン」として受け入れて、なにもしないで休む。です。

 

にっこり さてと、明日は月曜日。明日の予定は・・・・。明日になれば分かります。

 

 おやすみなさい。ふとん1

 

☆写真/画像は上から今日11時半頃の空。アジアの天気図(気象庁サイトから)。日本列島周辺の気圧差が大きいです。体調イマイチの人もいたと思います。3、4枚目はセージの花。5枚目は、冬越しの「枯木」状態から少しずつ芽吹いて育ちはじめた「こぶ蜜柑」。3枚目と5枚目は100均マクロレンズ使用です。