中国の人口減少。良いことでないか? それと、筑土八幡神社の変わり種(雌雄2猿)庚申塔について。 | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

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  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

ニコニコ 中国の人口が減少に転じた(統計の正確さはともかく)とのこと。マスメディアはこのことについて「経済的に悪影響が出るのではないか」などともしていますが、その「経済」ってなに? 要するに企業の儲けのことでしょうか? 人口が減れば当然GDPなりGNPは下がります。でも、人口が減ってもその国や一人一人の生活が豊かになれば良いのです。世の中の事象ひとつひとについて、やれ経済効果がどうのこうのという発想は、強欲な資本主義の考え方。もうその考え方は止めるべき(SDGsだって、詰まるところ「儲け追求」)。

ニヤリ 「世界」には人が多すぎる。80億以上の人が居て(しかもその1~2%程度が半分位の「富」を独占している)、完全におかしくなっています。富の偏在は異様だし、人の数は飽和状態を遙かに超えています。

 

キョロキョロ 世界の人口はとりあえず50億以下、中国は6億、日本は6千万人ってところが、最大限ではないか? そうでなければ豊かさは実現できないのでは?と思います(日本は、政府の無策によって「暮らせない」「子供を持てない」ので、結果的には21世紀終盤には6000万に近づきそうです←在日他国籍者含んで、だから最近急に政府は「二重国籍を認める」なんて言い始めています)。

 

ウインク 緩やかに人口を減らして22世紀には日本の人口5千万人を目指しましょう。そうすれば、ほとんどの社会的問題は解決します。労働力不足?それは経済界やマスメディアが大好きな「ロボット」「AI」に任せて、資金不足? それは大企業の内部留保や海外資産を充てる。富を独占する金持ちからは沢山の財産を出していただく。それがいやなお金持ちには、彼らが大好きな「月移住」「宇宙への旅」をして貰えば良いです。その時は宇宙では「お金」は無用なので資産は没収します。

 

 

☆写真は上から。飯田橋駅近くのガード下の「壁絵」。2枚目から4枚目は、新宿区の筑土八幡神社境内の「庚申塔」。昨日のブログにも載せましたが、この庚申塔はかなりの変わり種。雌雄2体の猿が蓮の花(いや、葉が違うから桃か? 桃の実ならば女性や生命力を象徴します)を手にしています。性的な関係を暗示している? 雌の顔が破壊されているのは、もしかして「官能的」な表情だったから八幡神社の聖域には相応しくないとされたか? この庚申塔の向かって左奥の社は、明治後期に近所から筑土八幡神社に移された「宮比神社」、記紀の神話では大宮売命(おおみやのめのみこと)あるいは天細女命(あめのうずめのみこと)を祀るとされています。いずれも女神で、天細女命は歌舞の始祖神ともいわれ、エロい踊りで天照大神の嫉妬心を引き出しました(岩戸からおびき出しました)。庚申塔の上部に日輪と月光があります(ん?一般的な庚申塔からすると左右が逆。青面金剛の右手に日輪なので、向かって左に日輪がスタンダード)。これによってこの塔が庚申塔(庚申塔を模したもの)であることがわかります。無ければ単なる雌雄の猿の意味ありげな石碑です。

 

↓去年の今日のブログです。冬は寒いしコロナ感染もあるので、家に籠もってスキャンしたフィルムの整理に時間を割いていたようです。