66歳からの「(私的)学生生活」、教養科目外国語はイタリア語にしました。 | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

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  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

 東京都は、今日から「まんえん防止法」らしいですが、23区はともかく(伊豆/小笠原諸島はさておいて)「市」への適応がまちまちなので、わりと「市部」に近いところに住む私は、確認がたいへん。 

 日本のコロナ禍での悲劇は、政権担当者の「基礎学力」が低いことだと思っています。それに東大卒などの官僚集団が、異様に高い適応能力で順応しているから(漢字もろくに読めず、権力行使だけに長けている、あれら政治家に上手く合わせる能力って凄いです)・・・・。

 

ニヤリ とにかく、われわれ下々は、オリンピック利権とも関係ないし、カジノともGOTO利権もないので、この4月~5月はひたすら自衛。せめても、自分の「基礎学力」を高めたいと思っています。

 

もぐもぐ 思秋期過ぎの高齢化する日々の生活を、「後期学生年齢」と考えて、なんとなく学生気分で過ごすことに決めました。だから、ボランティア的な「仕事」は、文字通りのボランティアあるいはアルバイトという感覚になります。こうすると生活の中での「仕事」と「学習」の位置づけがわかりやすくなるかな?

 

 どんな「学生」になるか?とりあえずは基礎教養科目の再履修あるいは新たな科目の履修です。

 どのくらい「学習」するかといえば、「ボランティア」と「アルバイト」に追われるので、1日4~5時間程度でしょうか? 専門課程としては「歴史」と「哲学」を学びたく思っています。歴史は東アジア史で、いまは「高麗の歴史-武人政権の成立時代」を軸に考えています。資料が少ないとは思うけれど・・・・。「歴史」は歴史観が必要なので、基礎的文献から読むつもりです。

 哲学は実存主義。ハイデガー、ヤースパースあたりから今日の「新実存主義」まで。そして、これはどうしても学びたい「日本語学」。こう挙げてみるとけっこうハードですが、「あ、これは無理」と思ったら、すぐに別の方向にシフトします。

 そして、どれかテーマを決めて「卒論」も書いてみのたく思います。

 

爆笑 社会人向け「放送大学」という便利なものがあります。ただし、正式に受講するとそれなりにお金がかかるので、これは「偽学生」で済ませます。主にテレビ放送を受講して(録りためている過去のラジオ講座もあります)、これはと思う教科についてはテキスト(文字教材)を購入して学ぶつもりです。

 

 まずは、「教養科目」の外国語。外国語は、いままでいろいろと学習してきましたが、なぜかイタリア語に縁がなかったので、イタリア語を選びます(なんとなく「イタリア語は70を過ぎてから」と自分で決めていましたが、放送・電波関係の再編成の動きの中で、NHKラジオ講座の先行きが不透明。なので、この機にイタリア語を前倒しして学ぶことにしました)。また今年度前期(9月まで)は中国語とスペイン語(ともに応用編)の再学習をします。

 

ひらめき電球 あっ、基礎教養課程につきものの英語も学ぶ・・?・。

 NHKの杉田敏先生による「実践ビジネス英語」、今年3月で杉田先生は「退任」されましたが(長年の面白い講座、本当に、ありがとうございました.。杉田先生は87年4月からラジオ講座の講師を務めています=NHK語学の最長寿番組だっただったとか)、新しい講師の講座ではなくて(NHKのラジオ英語講座は、新任になると内容が落ち着くまで2年ほどかかる、というのが私の実感です)、テキストも録音もあるので、ここ数年間の杉田先生による「実践ビジネス英語」を復習することにします。

 イタリア語は、NHKラジオ「まいにち「イタリア語/入門編」を学びます。そして放送大学の「イタリア語」とNHKテレビの「旅するイタリア語」も視聴します。さらに、この間録りためていたBSテレビの「小さな村の物語」も副教材にするつもりです。

 

びっくり ところで、自宅に600枚ほどあるCDアルバムのなかに、イタリアものがほとんどないことに気がつきました。あるのはカンツォーネのベストアルバム1枚(何時、どこで買ったか覚えていません)と、クラシックギター山下和仁さんによる「マウロ・ジュリアーニ作品集」のCDが1枚。あとは・・・。しいてあげれば、奥村チヨさんのベストアルバムの中に収まっているカンツォーネ風の数曲。奥村さんの初期の曲は基本カンツオォーネ風で、とくに「ごめんね・・・ジロー」は完全にカンツォーネだと思います(ジローはたぶんジローラモの愛称だと思います)。

 

☆写真は、15年ほど前に写した、鎌倉の由比ヶ浜にあった石? 不思議に穴が開いています。「なんとかの一念岩をも」・・・とか、「石の上にも3年」とか、学生生活開始に因んで出してみました。テキストは「まいにちイタリア語」の4月テキスト。そして今年3月の杉田先生の「実践ビジネス英語」最終テキスト。ラジオのテキスト料金はいつのまにか500円レベルにもなっていました(ラジオイタリア語は580円!)。むかし1987年頃にハングルやらスペイン語やらのNHKラジオ講座を聞き始めた頃は、たしか200円だったのに! 物価はそれほど変わっていないし、バブル経済時に比べてお金はないので、もの凄い値上が感があります。