上の写真は36年前に神田の街で写した「椿」。街のサザンカは盛りを越えて、そろそろ椿の季節。
コロナ事態の先行きが不透明なまま(できれば、感染力が強いものの無害化した「変異株」=自然ワクチン?=が生まれるのを望みます)。日本は今日も劣化し続けています。議員、官僚、マスメディア・・・。こういうものに腹を立てるのは「高齢者」にありがちなのですが、いまの日本は、腹が立つより、恐ろしいです。
東京オリンピック、JOCや政府や東京は“開催は決まっている」の一点張り。視野が狭いというか、まるでだだをこねる子ども。スポーツを社会と世界の中で捉えられないJOC幹部たち! こんな人達ばかりなら日本の「保健体育」教育は失敗している? マスメディアも橋本聖子新会長誕生後は、オリンピックの成功を!の論調を強めています。大新聞各紙はオリンピックの協賛企業だから、せめて、「オンピック宣伝」の記事を掲げるときは,欄外に「広告」と記して欲しく思います。
利権と国威発揚が合わさって、マスメディアが大々的に宣伝する「東京オリンピック」がまかり通る日本って、やはり怖い。
怖がってばかりもいられないので(朝からそんな感情でいると身体によくないので)話題を変えます。
下の写真は「ゴーレム」という観葉植物です。南アフリカ原産らしい。わがベランダでは一番古い観葉植物(サボテン類含む)で、ず~っと、夏はベランダ、冬は室内でいきづいています。
私は、ときどきこの「ゴーレム」をじっと見ます。何を考えるでもなく、ただ見るだけ。
15年以上前、街の花屋さんの「閉店セール」で、他のサボテンやらハオルチア(オブツーサともう一つ)、エケベリアらと共に、一鉢150円くらいで投げ売りされていました。皆500円玉~その一回り大きいくらいの大きさでした。私はその、サボテンやらハオルチアやら併せて買い(大人買い)、それでも1000円ほどでした。
その時の「子どもたち」、いまはどうなっているか?
まず、サボテンの一つが数ヶ月で(水のやり過ぎで)腐敗・崩壊!このときの異臭は忘れられません。ハオルチアオブツーサは、株を増やし(何だかんだで合計5株程度)たものの、「サラダで食べられる」などという情報を信じてサラダに入れたりもしましたが・・・・。いつの間にかどれも消えてなくなりました(管理がいい加減になるとやはりダメ)。もう一つの透明なハオルチアは、なぜかたびたび室内の洗濯物落下事故の犠牲になり、いまは最後の一つが、小さな株となって、かろうじて命をつないでいます。
小さいときは可愛い花のようだったエケベリアは、幾つかに増えた後に、わがベランダでは死滅。しかし「職場」のベランダでは、20センチ程度に茎が成長した分身が頑張っています(長く伸びると可愛くないですが)。そして、サボテンのもう一つは、いま20センチ程度に成長しています。成長して分かったけど「柱サボテン」の仲間のようで、巨大化するおそれがあります。
最後は「ゴーレム」。これが不思議、15年間、姿形と大きさがこんな感じのままです。ときどき小さな株が生まれるから、それを分けても、やはり同じ。いまは同じようなのが2株あります(まもなく4株になるかも)。不思議です。ネット上で調べると、どそこそこ大きくなるはずですが、わがゴーレム君は不変です。マイペースな生命力を持っているかもしれません。自分の「終活」などを考えるときに、ときどき、じ~っと見つめたりしています。