時を戻そう!コロナ禍で忘れられている? 東日本大地震・原発事故10年をきちんと見据えたい。 | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

もぐもぐ 上は、鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏。2010年に倒壊しましたが。いまはそのクローンが順調に育っているとか。

 この写真は2011年1月に写したものです。この写真写したときには、2ヵ月後に大地震が起こるなんて思っていませんでした。

 あまりにも大地震の記憶が強いので、この大銀杏の倒壊は大地震によるものと、間違って思い込んでいたほど(実は、この写真のデータを見た今朝までそう思っていました)。

 

 記憶というものは,上書きされていって、途中に大きな事柄があると、記憶の一部が入れ替わるみたいです。

 これ、RNAとかDNAみたいですが、そもそも私たちは「DNAの乗り物」なので、DNAなどの基本的な性格は引き継いでいる?

 

 いま、コロナ事態での3.11の扱いが少なくなっているのがいまいちです。

 震災復興だってまだまだだし、原発事故処理は遅々としていて、壊れ続けている原発からは汚染水が増えるのみ・・・。

 もう一度、福島のことを思い起こして、大震災への対応や原発問題について考えるべきではないか?

 

 昨日、JOCの山下会長は「(東京オリンピックの開催に向けて)コロナを乗り越えた世界中の明るい光となれるよう(中略)まい進していきたい」と言ってますが・・・・。

 コロナ事態に対応するのには、オリンピック中止(もう手遅れかな)による、社会のシフトの組み直しが一番だと思う。

 

 東京五輪って震災復興五輪じゃなかった? それで、世界に「おもてなし」で誘致しているはず。それに、いま世界を見回してみて、どこからこんな言葉が出るのか? と、理解しかねます。日本の状況はコロナで大変だけど、世界の状況は桁違いに大変で2024年パリ五輪がどうなるか? っていう話まで出ているほどなのに・・・。この言葉のどこに「オリンピック精神」があるのか?

 

 非常事態宣言発動のもとで、もう一度、東日本大地震のことを思い起こし、その教訓を今後につなげたく思います。

 今後1ヶ月余。東日本大震災10年までは「福島」を考えよう!


 ま、悪霊退散! 厄払い! そして「復興・再生」ということで2011年1月に鶴岡八幡宮で購入した、大銀杏の枝のお守りを出しておきます(このお守り代は、大銀杏の復活計画に使われているとか)。5円玉は大きさを比較するためです。

 

びっくり あれ? あの大銀杏の倒壊は、やがて来る大地震を知らせていたのかな?

 大銀杏が倒れたのは、2010年3月10日のこと。これは偶然とは言い切れない?