中秋の名月。そして板橋再訪写真。 | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

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  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

 

 

 

   今夜は中秋の名月です。中秋の節。それはそれは古くからのお月見日。

 上の写真の月は2013年9月20日の中秋の名月。うつ治療が進んで、ようやく空を眺める余裕が出来た頃の名月です。

 

 中秋節は中国起源で、4000年ほど前から、この夜は月を愛でていたらしい。

 

 いまも中国とか韓国ではお休み。多くの人が移動するし、老若男女が集まるし、ということでコロナウイルス対策が大変です。

 この日をメディアなどで「韓国のお盆」みたいに伝えますが、お盆は旧暦7月15日なので1カ月ずれているし、それにお盆は仏教によります。ただしこのお盆の基になっている「盂蘭盆経」というお経は、中国で先祖を祭るために考え出された、いわば「偽経」で、南アジアの人達が信仰している上座仏教にはありません。ここがややこしい。

 

 

 とにかく名月を楽しみましょう。

 今夜がダメなら、明日の夜もまた満月。風邪引かないように(コロナ対策の成果?で夏風邪引く人が今年はほとんどいませんでした)月を楽しみたく思います。

 写真は、昨日池袋に立ち寄ったついでに、一駅先の「板橋」に久々に行ってみました。その時のもの。

 

 9月29日に、このブログに35年前の駅前写真を載せましたが(間違って「25年前」としていましたが35年前1985年11月でした)、ほぼ同じ所の写真。1枚目が駅前(西口・板橋区側、東口は豊島区上池袋と北区滝野川がせめぎ合っています)を少し入ったところ。35年前に「板橋会館」を正面に見たところ。2枚目が現在の西口駅前。建物は35年前と基本的に変わっていませんが、外装とか看板とかがかなりすっきりと整理されています。半面街の景観が面白くなくなっています。西口前は間もなく再開発されるとのことです。

 3枚目が、板橋のホルモン焼きの名店「喜多八」。まだありました。コロナ状況のもとでも健闘中。近くの「平家」も営業中。ただし、駅前通り右側の中華「五味香」(上の駅前写真で、蛍光オレンジ色の服を着た人の後ろ10メートルほどにある)は、コロナ状況により休業中。五味香は30年以上前?からある、いわゆる中国系人が経営するの気軽に入れる家庭料理の店で、安くて美味しい。その後、至るところに急増した同様の店の草分け的な存在といえます。早く再開できると良いと思いますが、この店や「平家」は再開発にもかかっているかも?

 板橋駅前、近く代変貌するかも。駅前に古い馴染みの店がある人は、今のうちに訪ねてみましょう。

 

 で、4枚目枚が、板橋駅西口の公共トイレ出入り口(男側)にある手洗い場。管理がイマイチです。35年前写真の、飲み屋街の簡潔なトイレの清潔度と比べてみて下さい。要はメンテのあり方です。

 

 

 最後の2枚は、「板橋会館」の35年前の姿と、その場所の現在。かつてのビリヤード「板橋会館」は、いま「カラオケの鉄人」の建物になっています。しかし建物の基本的な形は変わっていません。外装や付属物が変わっているだけ。このような表層の変化は板橋駅西口側駅前に共通している変化です。

 

 35年の前の板橋写真は、たしかペンタックスSPに35ミリf3.5レンズで撮っています。比べて、今回の写真は、持って行ったキャノンのコンデジがバッテリー切れ(その前に余計な写真撮ってしまって電池消耗)! しかたないのでipodtouchで写しました。カシャカシャって、偽シャッター音つきで。お気軽撮影。でも、やはりね、ペンタSPで、フィルム代とか現像作業を考えながら、気合い入れて撮った写真のほうが格段に良いですね。