町医者での細胞診の結果は出てないが、マンモグラフィ画像がいかにもよろしくない、ということは大学病院でもすぐ分かったらしく、すぐにエコーと針生検をすることになった。
針生検は、細胞診よりもちょっと太い針を入れて組織採取するもの。
細胞診は細い針で麻酔もしてくれないが、針生検は麻酔してくれた。
結果はGW明け。
結果は驚きの「悪性ではありません」!!!
そんなはずあるかーっ!!!
しばらく様子を見ましょうかと言われたが、お断りした。
すぐにでも切除希望。
良性でもいいから腫瘍切除希望!!
最短の予約をお願いして6月入ってすぐに入院手術日程をとった。
様子見で大丈夫だと思いますよーと言われたが、さんざん顔つきが悪いと言われてるし、(動物)看護師の直感が「これ絶対ヤバいやつ」と告げている。
前項でも書いた気がするが、こうした細胞や組織診では、たまたま悪性細胞のないところを採取しちゃったケースが多々ある。
(動物の場合がそうだから、人間もきっと同じってことでw)
もちろん腫瘍のど真ん中狙って針刺すし、刺すところや位置は私もエコーのモニター見てたから間違いない。
ど真ん中に悪性がないから、仮にどこかにあるんだとしても僅かだろうし様子見(もっと悪性腫瘍がお育ちになるのを待つ)する、無駄に切らない、ワンチャン良性かもしれない、という所見は当然だし理解できる。
が、、、サイズが 2.0×3.0×4.5 というなかなかの大きさだし、なんていうかベターっとへばりついて広がってる腫瘍で、手触りもゴツゴツで、悪い子にしか見えない。仮に良性だとしても取っちゃっていいし。
大きさが大きさだから、良性だとしても切除手術はありですよ、とは言われた。
じゃあそれで! 切るってことで!
ということで、手術予約を入れて、さらにマンモトームを依頼した。
マンモトームはさらに太い鉛筆くらいの針っていうか、器具を刺して組織を採取する検査のこと。
うげー、と思われるかもしれないが、部分麻酔やってもらうから無敵モード!!
無麻酔の1番細い針での細胞診の方がイヤだ!
はい、ジャンジャン取っちゃってーと、お代わり採取もお願いして、出血で組織取れなくなる限界まで取ってもらって終了。
モンスター患者かもしれないけど、なんども検査の手間はとりたくないので!!
これで悪性が出なければ、見た目は悪いが実はいい子なんだよ、ってことに。
どっちにしても切除はするが、それはそれでいいなあ、後が楽だなあ、、、、この時の私は割と暢気に考えていたのだった。