Living on the edge/なんじゃ、こら in New York.
以前ミクシィで書いていた日記をかいつまんで紹介します。僕のNYでの生活を中心に描いた連載です。
2006年10月26日
最近友達が倒れて生死をさまよったり、嫁さん(当時結婚していたユダヤ系アメリカ人の妻)に8発殴られたり、友人関係がうまくいかなかったりとさえない日々を送ってますが、極めつけを一つ。
ボクシングで体を鍛えているボクは、腕っぷしに多少自身があるせいか、絡まれても突き飛ばされてもきぜんな態度を取っているのですが、なかなかけんかは、しません。けんかなんてこの年(当時36歳)でしてたらアホやでとも思っているのですが、この間それでもボクの車の止め方(ニューヨークのクイーンズでは路上駐車が一般的)にいちゃもん付けてきた輩がいたので、”なんじゃこら”っというふうになりました。その男、どうもボクが路駐スポットからでて、車の下に落ちていた書類を拾っていたので道幅が狭くなったことに腹を立てた様子、でもちゃんと何の問題もなく通れたのに通った後で聞こえよがしに差別的な言葉を大声で言っていたのです。そこで、”なんじゃ、こら”!すると、いかにもアホという感じできゃんきゃん吠えているので、半分からかい程度に”何いっとんじゃ、聞こえんぞ、こら”と英語でやり返したら、そそくさと車に戻ってごそごそなんやらやっています。
思わず、”やぱっ、ピース(piece,拳銃です)や”と思いきや、出てきたのは刃辺り50センチほどのナタのようなナイフ。でも、ナタに最初見えずボクは、てっきり野球バットだと思ったのです。その時とっさに思ったのは、彼がボクの車にそのバットをぶちかますと思ってました。車には、なんと2歳にもうすぐなる娘が。
ここは、無益な戦いを回避すべきと思ったボクは、
”ごめんごめん俺が悪かったよ、ごめんな、気をつけるよ”といって、そのアホの輩の罵声にたえてことなきを得ました。車が傷つけられ保険でそれがなおっても$500はボクの負担、そんな金のないボクは、娘の無事と車のことを先に考えてました。だって、後で、ナイフときつ”いたけど、あんなもん真剣白羽取りで対抗できるじゃないですか(笑)。
でもその後僕は、自分が最強の兵器を持っていることを思い出しました。それは、車です。ナタを出した時に車でひいちゃえば良かったなと。そうしたら今後、彼も下手なこと考えずに復讐なんて考えないでしょう。今は、彼の赤いドッジマグナムに出くわさないよう、きをつけて生きています。彼が今度あった時にちょっかいかけてくる可能性もありき、また子供と一緒だとシチュエーションによっては、こちらも何もできませんからね。武器(ナタ等)も護身用に必要な今日この頃です。あー、なさけない。