古くから、初窯で焼いた[左馬茶碗]を用いると【不老長寿】【無病息災】【家運長久】【福寿万来】【事業成功】…また≪中風にならぬ≫といわれます。
何故でしょう

美濃の陶祖[加藤源十郎景成]が天正14年(1586年)開窯の際、「左馬を茶碗に描いて神社に奉納された・・」という記録が残されています。
その左馬は、神社(神様)に奉納する絵馬に由来されています。またその馬は神の乗り物[神馬]として信仰をうけています。

皆さん!時代劇・西部劇を思い出してみて下さい。乗る際は左側ですね!
馬は[左側から乗ればよろめかず、転ばない]と言われます。
そう思うと、タイタニック号もスペースシャトルも左側なんですね
面白いものです

また、馬は十二支で【 午 】と書きます。これは別に【 さからう 】とも読みます。
日本人は縁起を担ぎますので、その【 馬 】を逆さに書くことにより【 さからわない 】とし、風や流れに逆らわない。親や世間に逆らわない
すなわち右から左へ、苦から楽へ、暗から明へ、凶から善へ・・即座に変わりますように・・《 うまくいきますように・・》と願いを込めたのが【 左馬 】です
 

ココからは備前焼の話。

初めて焚く窯はなかなか思い通りに温度があがらないものです。
そうなると低い温度で長時間かけて焼き締めなければなりません。
そう・・[古備前]の焼成方法に近づきます。
(当時は今のような耐火レンガで造られた窯ではありません)
深い【 シソ色 】が出てきます

よく備前の【 シソ色 】に吸い寄せられるような魅力を感じる方が多いと聞きます。父が数十年前より、岡山理科大学の名誉教授になられた光藤先生と作り上げた資料が最近NHKにも取り上げていただき、《備前焼の不思議》として定着してきましたが、この【 シソ色 】に秘密が隠されています

《 中風にならぬ  》《 長生きする 》また《 肩こりが楽になる 》というのがこの【 シソ色 】に隠されているんです

ですから[ 初窯の茶碗 ]と珍重されてたんですね
この話はまたの機会に!!









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