9月24日
窯出しを致しました
まずは[ウド]の画像から
他の産地で見かける登り窯はこの[ウド]って部屋はただ単に燃焼室であり
窯の温度を上げる為の部屋ですが
備前の場合は、[ 赤松の割り木 ]で焚いた時に飛んでいく灰が降りかかることによる景色を楽しみます
作品の肩に黄色い模様がついてますね
これを【 ゴマ 】といいます
ところが、2列目・3列目になるとその灰が飛んでいかず、[無地]になってしまいます
そこで、大正時代の頃から始まった技法ですが、窯の側面から[ 木炭 ]をくべて、その燃えた時に現れる景色を楽しむようになりました
それが【 サンギリ 】です
五郎辺衛窯ではその【 サンギリ 】を取る為の構造に変化した[登り窯]を使用しているので、個人の作家さんが使っている窯とは少し異なるかもしれません
その窯焚き方法も[他に類を見ない]ほどの窯焚きに進化しています
備前でひと窯に2500束(4トントラック5台分)炭を600キロも使う所は今や無く、自信を持って[他に類を見ない]
と言える窯焚きをしています
ですから・・
サヤに入れて出てくる【 金彩ひだすき
】や
多くの工夫によって現れる【 金彩
】模様もきっとあまり見かけない焼けになろうかと思います
お客様の作品もご覧の通りに【 サンギリ模様 】がついて出てきました

2週間かけて窯詰めした作品約9000点をたった一日で出し終えてしまいます
これらを黄色のケースやダンボール箱・トロ箱に詰めて、持ち帰ります
さあ次回は手入れの様子などお知らせしますね



