最近、うつ病や気分変調性障害についてといった
精神疾患の本ばかり読んでいます。
私自身が精神疾患があるわけではありません。
(気分変調性障害については過去そうだったな、と思う)
心理学やカウンセラーについて
学生時代から興味があったものの
今までいまいち、ちゃんとやろうという
つもりにはなれませんでした。
それは私自身の土台もできておらず
「何が一番大切か?」の答えも
日々コロコロと変わるような所もあって
自分自身が精神的に安定していない中で
「人の心を癒す」ということに
腰を据えて取り組めないという想いがあったにでした。
けれども最近は、何となく土台ができてきたような
時々誤った道に進んでしまったとしても
「一番大事なのはこれだから」と
度々自分に言い聞かせられるものが
できてきたような気がします。
さて、話は変わりますがそんな中、
「対人関係療法で治す 気分変調性障害」
という本を読みました。
この本で知ったのですが
心理療法の1つに「対人弁別練習」というのがあって
患者が不快に思った対人関係シーンを再演し
その時どう行動すればよかったか?
患者は「嫌がらせされた!」など
ネガティブな思いがあるわけですが
果たしてそれは本当なのか?
相手がどんなつもりで言ったのか?
などフィードバックしながら
人間関係を学んでいく療法だそうです。
これ、めっちゃいいなって思いました!
私も受けたいぐらい(笑)
人間関係が苦手な人って
苦手意識があいまって、人との関わりが減り
益々ネガティブな方に考えてしまう。
だったら人間関係も「模擬練習」をする、
そんな場所がもっとあってもいいんじゃないか?
「大人なんだからわかって当たり前」
「社会人なんだから」
「傷ついても自分で解決しなきゃ」
そんな「分かって当たり前」という風潮ではなくて
もっと些細な事にも、苦手な部分は得意な人が教えてあげて
お互いの知恵を出し合う。
そんな世の中になってもいいんじゃないだろうか。
何となくそんな風に思うのです。
そんな場所がもっと増えるといいね。
それが「恥ずかしい事」という意識が
薄れていくともっといいなと思いました。
それでは、また!