11 五朗が語る-上田正樹 | ドラマー<正木五朗>オフィシャルブログ

11 五朗が語る-上田正樹

五朗さんが世に出るきっかけとなったのが、
「上田正樹とサウス・トゥ・サウス」です。

変遷はありましたが最終的なメンバーは、
上田正樹さん(vo)、有山じゅんじさん(vo,g)、Qunchoさん(vo,g)、
藤井裕さん(b)、中西康晴さん(key)、正木五朗さん(dr)。

上田さんと五朗さんの交流は今も変わらず続いていますが、
まずは、若き日の上田正樹さんについて聞いてみましょう。



【五朗が語る-上田正樹】

最初に会った時、
キー坊はハコバンで歌うたってたわ。      ←ハコバン:箱バンド,店専属のバンド
もう一人、別にボーカルがおってんけど、
キー坊はサックス吹いて、何曲か歌ってたな。

その頃、俺は別のバンドでやっててん。
で、俺がキー坊の出てる店へ遊びに行って。
キー坊のバンドは、その頃、大阪で一番うまかったからな。

その後、「上田正樹と仲間たち」やったかな?
「上田正樹とそのグループ」かな?
それに俺が参加して、キー坊とはそれからの付き合いやわ。

キー坊は、その時、ロングヘアや。ジョン・レノンみたいな。
俺は「キー坊はジョン・レノンに似てる」と思っててん。
眼鏡かけてたしな。

俺はアフロ(笑)
黒人音楽をやってたからアフロヘアにしててん。

それで向こうがサウスをやりだして、
「五朗ちゃん、やらへんか」って声かけられて。
俺はその頃、十三の店でハコバンやっててん。    ←十三:大阪の繁華街

サウスのドラムは、最初のうちは虎を入れてたんや。 ←虎:虎の巻,代理の人
それで俺がサウスに叩きにいって、
ほんなら「正式にメンバーになってくれ」って。

キー坊の好きなところは「リズム」やな。
ノリがええし、歌もうまいし。
リズムがええねん。チャッチャッチャって。
他にはあんまりおらんねん。
外人はみんなノリがいいねんけど、日本人ではあんまり居てないな。

あと、「人がええとこ」やな。
人から「電車賃ないねん、金貸してくれ」って言われたら、
キー坊、自分が電車に乗る金がなくなっても人に貸すねん。
「ええよ、ええよ」って貸すねんけどな、
「あ、自分の金ないわ」
で、誰かに「貸してくれ」って(笑)

人がいい、って言うんか(笑)
そういう奴やねん。



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上田正樹さんや五朗さんたちの若き日の思い出は、
上田さん語りおろしの本に詳しく載っています。青春です。
  『戻りたい過去なんてあらへん』
   未発表ライブ映像DVD付
   K&Bパブリッシャーズ ¥3,000


けれども、本のタイトルどおり、
ライブに出演する誰もが、想いは「俺ら、これからや!」。

懐かしい顔ぶれが集まる還暦ライブですが、
青春時代から何十年と経った今だからこそ、聴かせられる音があります。
「こいつら、歳とって、余計おもろなったなぁ」
「味、出てきたなぁ」と、きっと思っていただけるはずです。


上田正樹さんのプロフィールはこちらから。
http://masakiueda.syncl.jp/


上田正樹さんは4/26(日)三重・松阪マクサに登場します。


【次回予告】
五朗さんが「金子マリさん」について語ります。