※本当は年末に書きたかった内容なんですが、ごたごたしていて書けなかったので、思いっきり時期外れの内容となっています。
世の中には数多くのクリスマスソングがありますが、私が一番好きなのはアイマスの「Large Size Party」です。
歌唱キャラは千早・あずさ・貴音。
屈指の歌ウマメンツですね。
この曲は一番のサビで
街中の人呼んじゃって ワタシの部屋でパーティーしよう
二番のサビで
日本中の人呼んじゃって ワタシの部屋でパーティーしよう
そして大サビで、
世界中の人呼んじゃって ワタシの部屋でパーティーしよう
とパーティーの規模がどんどん大きくなります。なるほど、タイトル回収。
クリスマス特有の楽しさがこれでもかと詰まっていて、聞いていてとても楽しい曲です。でも私はほぼ必ず泣いてしまう箇所があります。
世界中の人呼んじゃって ワタシの部屋でパーティーしよう
ねえこの時だけは 敵も味方もノーサイド
クラッカーの束手に取って 宇宙へ向けて一斉射撃
そう今日はクリスマス 奇跡も起きるよ
そう今日はクリスマス 地球も笑ってる
敵も味方もノーサイド。
なんて素敵な言葉なんでしょう。
聖夜だもの、争いを忘れて…というか、皆の頭の中から争いの記憶をぽんっと取り出して捨てちゃって、敵味方という言葉なんて無しにわいわいできたら、これ以上のことはないですよね。
(武器商人、廃業!w)
クラッカーの束を宇宙へ向けて一斉射撃なんて、世界一平和な射撃ですよ。
純粋で、どこか幼い空想に「本当にそうなれば良いね…」と涙が出てくるんです。
ラジパの奥深さはそこにあると思っていて。
これが例えば、やよい、亜美真美、環あたりの、「このクリスマスを実現できる未来が、いつかきっと来るよね!」と純粋にそう思えるキャラが歌っていたら、親が子供に読み聞かせるような“お伽話”のような仕上がりになっていた気がするんです。
でも実際に歌っているのは、上述した通り、千早、あずさ、貴音。彼女たちは歌われている内容が実現不可能だということをわかっているはずです。それでも持ちうる限りの表現力で高らかに歌うことで、聞いているこちらに儚い希望が生まれます。「ほぼ100%無理だろうけど、あるいは…」と。
街中の人・日本中の人・世界中の人を呼んでパーティーなんて無理。
敵も味方もノーサイドでパーティーなんてもっと無理。
でもいつか、叶うと良いよね。
……そんな世界がどこかにあるといいよね。と。
無理、と何回も書きましたが、
大サビ後の力強いギターが、儚い希望を担保してくれてるように感じてしまいます。
この曲は本当に大好きなので、年中口ずさんでます、はい笑
以下、全然関係ない話。