鬼母日記1
(コメントより抜粋。作成者M)
実録!鬼母日記
階段の足音とともに、今日もヤツがやってきた。
そう、我が母だ。
ダースベーダーのテーマソングでもかかっているかのような威圧感。
全身に緊張がかけめぐる俺。
『ちょっと、かずちゃん!!』
と言うと、ヤツは何かを片手に俺の前に仁王立ちしている。
『大分に2000円って何なの!(怒)』
(へ、大分? 2000円?)
と思いながら、ヤツの右手にこれでもかと
言わんばかりに掲げられた物に目を向け
てみると、そこにあったのは通話明細であった。
何時何分にどこにどれだけかけたかがわか
るアレだ。
なぜ、我が家にそんな代物が届くかという
と、そう、ヤツの仕業だ。
毎月、俺はその明細を突きつけられ、すず
めの涙ほどの給料から、ヤツの懐に金が流れ込む。
我が家では、ヤツの独裁政権の下に慣習となっている。
『次から気をつけます。』
と言い、何とかその場を凌ごうと試みる俺。
黙って手を俺の前に差し出す母。
いつまでも奴隷のままでは終わるまいと必
死の抵抗を続ける俺に蛇のような視線を送
る母・・・
そして、結局、深々と頭を下げ、今月も上納金を支払う俺であった。
※かずちゃんこと鶏がらさんは日々お母様に気を使って
生活しています。その姿はまるで他人です。