10月4日(木)

 豊田市議と津新町駅前で街頭宣伝。

 大間原発建設工事がはじまった。 パブリックコメントに3つの選択肢を

出し、2030年には原発ゼロを打ち出していた民主党政権が、財界や

アメリカの圧力で原発ゼロの閣議決定を見送り、原発ゼロの期限を2030

年代へと先延ばしする「エネルギー・環境戦略」を発表したかと思えば、

何と建設工事がストップしていた大間原発など3つの原発の新設まで言い

出した。 大間を動かせば40年稼働として、2050年代まで原発は動く

ことになる。私は許せないと訴えた。

 

 私は、その大間で、原発敷地の中にログハウスを建て、反対の実力行使

を続ける親子がいることを、9月27日付けの新婦人新聞で知った。

 ログハウウは、母親の名前「熊谷あさこ」さんからとって「あさこはうす」と

呼ばれている。もともとこの土地はあさこさんの畑だったところ。大間に電源

開発の原発の話がもちあがったのは38年前。地元の漁師も反対でしたが、

永年の買収工作で、2000年には157人の地権者のうち、残ったのはあさこ

さんひとり。 02年には、電源開発に1億円を渡されて土地買収をまかされた

建設業者の下請けが、あさこさん宅に向かう途中、7000万円を強奪された

事件がおこり、町中大騒ぎに。それでも負けずにたたかうあさこさんに、電源

開発は共有地を手にいれる裁判までおこした。それで畑では強制収用される

と心配したあさこさんが、ログハウウを建てることにし、ようやく材料をそろえて

頼んだ大工さんに断られたため、一大決心してあさこさんと、函館に住んでいた

娘の厚子さんが建てたのがこのログハウス(あさこはうす)だとのこと。

 支援者も泊まれるロフト付きの広さ。小さな太陽光パネルと風車でつくった

エネルギーで、ラジオを聞き、夜はロウソクで語りあう、エコな暮らしぶり。

すでにあさこさんは亡く、厚子さんが、娘の奈々さんや支援者たちと守って

いるとのこと。

 大間原発の近くには住宅が並び、函館も30キロ圏内に入っているため

反対運動がおきている。近くの丘には活断層の存在を示す地層もある。

 多くの心配の声を無視して建設する原発は、プルトニウムを100%まで

燃やす、世界に類のない危険なもの。絶対つくらせてはならないと思う。

 厚子さんは、郵便を出してほしいと呼びかけている。なぜなら、彼女の

この「あさこはうす」に通じる道は、電源開発の土地だから。ひとりだけで

通っていたら、廃止されるかもしれないから。毎日郵便配達が来れば、この

道が廃止されることにはならないからと。

 〈郵便の宛先〉〒039-4601 

   青森県下北郡大間町字小奥戸396 あさこはうす