関西の一番端の町にずっと住んでいるので、瀬戸内の海は幼い頃から身近にあった。

時々、海を見たくなると赤穂御崎の海を見にいくが、


嫁いでからは、天和の方が近くなった。

自宅から最も近い兵庫県の一番端の

つな先と呼ばれている海岸に、

久しぶりにいってみた。

自宅からは、車で10分もからないのに、長い間行っていない。


まだ小学生の頃、

赤穂駅から一駅行った、天和駅まで、母と妹と近所の家族の人と、夏休みに海水浴に行ったことを思い出した。

天和駅から、結構な道のりを歩いて

海にたどりついた。

大した娯楽もない時代、

一駅さきの海にいったのは、楽しい思いでだけど、母はたいへんだっただろうな~とおもう。


今は、

もう海水浴場ではなくなってしまっている。

砕石の仕事をしている重機の人が

モクモクと作業をしている少し横の場所に車を停めることができて、


やっと、海がみえた。

潮の香りがする。海と空の青が、広がっていた。


今は父も母もいなくなってしまって、生命が、有限であることと、

幼いころは、当たり前と思っていたけれど、たくさんの目に見えないものに守られていたのだと言うことに、やっときずいた。