今日は一日憂鬱で淋しい日でした。
 
川崎の子供達を巻き込んだ殺傷事件です。
親は子供達に「車に気をつける様にネ!青信号確認してネ!横断歩道を渡る時は,左右を見てチャンと手を上げてネ!」とか言ったりするものですが,「どんな人がいるか分からないから,いつも緊張感持ってなさい!怪しい大人を察知する能力を身に付けなさい!」なんて教えられない。
 
集団登下校!スクールバス!1番安心ではないのか。
少なくとも子供達は大人を信じてる。
子供の頃を思い出してみて下さい。
例えば暗くなった夜道を一人で歩いている時,目先に大人の姿が見えたら,それだけで安心しませんでしたか?
子供は無条件で大人を信じてます。
 
事件に巻き込まれた子供達,背後に現れた大人に無言で切りつけられるなんて考えてもいなかったでしょう。
守ってくれる筈の大人なのに。
どんなにショックだったでしょう。
 
何であろうが,未来を担う子供達の命を奪う事にどんな意味があるのか!
弱者を巻き込む事件は辛すぎる。
 
亡くなった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
 
 
少しずつ気持ちを持ち直して約束のお話をしなければと思いますが,まず歌の事をお話しなければ!なのですが,あまりに短文になりそうです。
では今日は簡単に!以前お話した事もありますが,僕の事を応援して下さっている皆さんはご存知の方多いと思いますが,約二年前のステージ上の体験から僕の中では変化し続けています。
 
そして去年の秀樹の事!
そして去年暮れから今年の前半,自分自身に訪れた出来事!
今1つのコンサートに「もしかしてこれが最後」という思いで歌っているのかも!というより,そうなっちゃうんです。
誤解しないで頂きたいのは,決して上手く歌おう!とかそういうのではありません。
その時は夢中です。
 
これは矛盾している様ですが,例えばこんな事もあります。
コメントにもノンブレスの事がありましたが,感情のままに歌っているとそうなってしまうんです。するともう一人の僕が冷静に「どうするんだよ,ここでブレスしなきゃ続かないよ!オッ,続いた!ヤルネェ!」
なんて事歌い終わった後,スローモーションで行われていた様に思います。
 
たがら「貴方!」心配しなくて大丈夫です。
夢中だから水を飲む事も忘れちゃってるのです。
 
今は習志野で早く歌いたい💕のに!だけ!から!
 
TVで歌う時は,一曲だけ歌う!というケースが多いのでこれも上手く歌おうとかは思わない様にしてます。
由紀さおりさんのLIVE ON の時は新曲をTVで歌うのは初めてでした。
2曲フルコーラスで殆ど曲は繋がる状況だったので,「後半エネルギー使うぞ〜!」って思ってたら,思ってたよりス〜〜っと終わってしまった。
とか。   ナマモノなんですよネ。
 
秀樹の事をお話するのはとてもデリケートです。
デビュー当時からの秀樹のファンの方!
それ以降ファンになった方!
今回は前者の皆さんには理解して頂けるかも?と考え綴ってみたいと思います。
 
先週のうたコン終わりで1番最初に連絡があったのは美紀さんでした。
そしてお礼を言われました。
僕はVTRに動揺する事なく歌いたかったのですが,「思いが届きましたよ〜」等のコメント拝見してナマモノだからあれはあれで良かったんだ!って思う様にします。
 
彼は生前僕の事をいつも守ってくれていた!というお話はしました。
そして僕の事を褒めてくれて。
僕がもっともっと彼を褒めたかったのに,それを悔いてる!とも。
 
秀樹は僕のコンサート観てくれました。
レ・ミゼラブルも真夜中のパーティーも観に来てくれました。
 
50代60代になった今頃僕達は共演していた筈です。
彼の忘れられない言葉は沢山ありますが,一度目の梗塞から復帰した時の「五郎だったら耐えられないと思うよ!」今となってはこの言葉に感謝の念を覚えます。
「僕は五郎のファンだから!」
弟の様な兄貴の様な親友で,でもライバルなのに
言えますか?
僕の家には秀樹と共演したVTRが沢山残ってます。
幾つかの番組でも彼はそう言っています。
「五郎に任せるよ!」「五郎考えてよ!」
「五郎ゴメンね!」
デビューした時から僕達は始まっているんですよ,僕達には,言葉にはならない付き合いが。
 
「僕は君のファンだし応援してるから,もし君が僕の事を応援してくれたら…」
「勿論そうだよ。」ではなくて,僕の方から先に
「僕は君のファンだよ!」って一度は先に言わなきゃいけなかったんです。
 
だからあんなに心の広い人間はいない。
このところ1週間に3〜4回アイツと話している様な感じです。(一方通行かもですけどネ!)
 
僕にとってコンサートで歌っている時,彼が側にいる事は当たり前の様なものなんです。
 
また続きカキコミします!🙇🏻‍♂️
 
 
アルゲリッチさんは幼少の頃からの天才と言われていました。
 
こんな逸話があります。
世界最高峰と言われるピアノコンクールにショパンフェスティバルがあります。
彼女コンクール当日の朝迄トランプゲームしてたとか。
 
友達に連れて行かれ,そのまま優勝した。
因みにその時の4位が中村紘子さんだった。
 
そして小澤征爾さん!
指揮は責任能力だけではなく,音楽的責任範囲がやたら広いばかりか体力も使います。
小澤さん程の方になればテコを利用しながら音を操っている!そんな感じでした。
素晴らしいコンビネーション。
 
そして追求すると音楽はここまで来るのか!
無調無拍子と言われる
「ヴェーベルン-弦楽四重奏のための緩徐楽章より」
こういう時代があったんだと思わされる。
 
アルゲリッチさんの全てが自然体で当たり前の世界!ピアノの残響音で鳥肌立ったの初めてです。
 
コットンライブ
 
 
明日トリミングです。
今日はいっぱい遊んで汚れました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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