皆さん!
素晴らしい心に沁みるコメント有り難うございます。
皆さんの優しさに心より
感謝
申し上げます!
そしてご心配をおかけして申し訳ございません!
コンサートで皆さんにご報告出来て良かったと考えてます。
食道に悪い物が見つかったのは昨年11月6日の年に1度の定期検診でした。
その瞬間は頭真っ白になりました。
「エッ!僕が?」
22年前オヤジがそれで他界していましたから。
「待ったなしか!イヤ,僕にはまだ演りたい事が!やっと歌う事が分かりかけて来たのに…」
病理検査の詳しい結果が出るのが21日。
主治医の賀来宗明先生に言われました。
「五郎さんと主治医との信頼関係です。幸い初期だし,大勢の方が五郎さんの歌を必要としています!五郎さんを死なせる事は出来ません。」
自宅に戻り考えても答えは出ないし,ソロコン・ジョイント・DS・ドラマetc
5日後の相模大野から始まるコンサート!
何より睡眠を取らないと声が出ないし,子供達が就寝の挨拶に来たので呼び止め,両脇に抱き自分の状況を伝えました。
何だか 覚悟 が生まれた様な思いでした。
子供達には可哀想な事をしたと思います。
これはあくまでも僕個人の見解です。
僕の場合早期発見で今この様に元気にしていられますが,告げられた時は不安で兎に角誰かに話したい,話す事によってこの精神的ストレスをまず何とかしたい!と思いました。
自分の置かれた立場があります。
スケジュールを見て手術の日も決まった!
だったら,それまでのコンサートをこなし,オーチャードのコンサートで!と考えました。
2018年12月24日ヒルトン東京でのDSが終わって自宅に帰り6日からのソロコン等振り返りました。
相模大野では歌う事ばかり考え,本番前に食事をする事を忘れてた!とか
札幌でのコンサート!帯広!
夢中で歌うのではなく,歌わされている様な心地良い感覚を体感した1年9ヶ月程前の関内でのコンサート,あれからずーっとそれが続いていて,明日は手術の不安より,幸せだったな〜〜って思いが強かった。
チャチャにサンタクロース(三太)になってもらった😊
執刀医の先生も素晴らしい方でした。
色々と説明も受け25日内視鏡で手術でした。
事前に麻酔が切れるとやはり痛みがあるので,ナースコールボタンを押す様にと言われてたのですが,目が覚めた時僕はボタンを押すのを拒んでいたそうです。
意識が戻って最初にした事は声を出す事でした。
そして,歌える!と確信しました。
数日は絶食,三分粥,五分粥 となって行くのですが,まるで修行僧の様でした。
秀樹の子供達は勿論家族なので伝えてあり,お見舞いに来てくれました。
定期検診数日前の東名高速でのバースト!
今回の早期発見!
僕に神様がついていてくれたとしても,アイツも鼻声で気付かせてくれてたりしてたのかな〜って!😊👍
実際オーチャードでのコンサートでも迷いました。
黙ってればこのまま過ぎ去ってしまうかもしれない!
でも何故コンサート最後で公表する気になったのか?
公表する意味と公表しない意味を考えました。
公表しない意味が見当たらず,答えが2つ見つかりました。
1つは今や治る!と信じているからです。
公表する事で同じ病の方が少しでも明るくなれるのではないか?明るくなって欲しい!という願い。
もう1つは情報番組等に出演している時,自分がそうである事を伏せている苦痛,うしろめたさ。
苦しさ!
今や2人に1人!と言われる時代。
早期発見は100%治る!と声を大にしてお伝えしたかった。
僕は元気です。
一方で色んな症状で苦しんでいる方々も大勢いらっしゃいます。
僕は幸運にも早期発見でした。
軽率に今は治る!と言いましても僕は医者ではないので分かりませんが,少なくとも「治る!」という強い意志を持ち続けて欲しい。
気持ちを折らないで欲しい,それを強く望みます。
病も人生も悪い方へ考えればキリがない。
僕も今後転移する可能性はゼロではない。
しかし,絶対にゼロだという強固な意志が確信に変わる瞬間があるはずです。
僕は証明します。
野口五郎はいつまでも元気です!😊👍