そうそう!

「L.A.EXPRESS」のレコーディングでロスに滞在中のオフ日,ホテルのプールサイドにスタッフ5〜6人でいたんですよ。
現地の黒人さん2〜3人に声を掛けられたです。 
 
  (注)ジャパニーズで説明します。
  A=アメリカ人   J=日本人
A「何処から来たんだ?」
J「日本」
A「観光か?」
J「仕事!レコーディングで来てるんだよ。」
A「もしかしてLarrabeeか?」
J「そうだけど,何故知ってる?」(中国人みたい)
A「David Tが友達なんだけど,日本から来たヤツ等と凄く楽しいレコーディングしてるんだ!って言ってたよ。」
ミュージシャンが本当に楽しんでくれていたのだという説明
       いわゆる 自慢 です爆笑
さて,今回も出来るだけ短文で行きます。
 
「LAST JOKE」
3回目のロスレコーディング!
ホテルは最初からMotel!車もFord!
 
今回のメンバーも凄い!ラブ
drumsはJames Gadson 数多くの楽曲に参加。
僕の最も好きな女性singerにMinnie Riperton !
皆さんご存知の曲に「Loving you」があります。
4オクターブの音域を持ち,Stevie Wonderとの交流(今回はこの話は省きます),残念ながら1979年に他界されました。
彼女のアルバムは勿論全部持ってますが,その中でも「Stay in Love」が大好きで,その時のdrumがJames Gadson 淡々と演奏するのですが,ある意味危険な演奏でハイハットに特徴があります(ヤマハのハイハットスタンドを使っているのですが,スタンドの特性を自分の個性にしてしまった人だと勝手に思ってます。)
やはり大きな人で強力なパワーの持ち主でした。
普通drumsはTomやsnarをミュートする事が多いのですが,彼はピアノカバーでミュートします。
僕なんかが叩いても音が鳴りません,snarも力任せに叩いても響き線まで届きません。意味分からないでしょう?(笑)
 
Bass guitarのDavid Hungade(ToTo)2人のコンビネーションは絶妙です。
Davidの使用楽曲はFenderのJazz bass (通称ジャズベ)彼は曲によって弦をミュートするのです。
今回の曲で分かりやすいのは「シスコドリーム」ですが,正に2人の演奏は危険でしたよ。照れ
 
懐かしいジャケットを貼り付けておきます。
 
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ギターはニューヨークからDavid spinozzaに来てもらいました。
もう1人のギターFred Takett が spinozzaの横で緊張してました。
同じアメリカ人のミュージシャンでも憧れってありますもんね。
spinozzaに気に入ってもらおうとしたのか演奏中鉛筆で弦を叩き始めたが,それがspinozzaは嫌だったみたいで僕に彼を指差してへぺろて顔してた。
 
Sax が凄い!David Sanborn.Tom Scott.
Arnie watts のアンサンブルって他では聞かないよねびっくり
 
guitar ソロはLarry carlton 彼の自宅スタジオその名も「room335」勿論日本人では僕が初!
プール付きの素敵な自宅!
当時の奥さんがドーナツを出してくれた。
専属のミキサーもいるし,スタジオ内にboogieのアンプがセット!3年前はFender princetone Reverb だったのに あのSantana でも有名な
boogie ですよ。これには経緯があって,ギター小僧には周知の事!なので端折っちゃいます。
因みに現在僕はmesa boogieを使用口笛
 
ミキサールームで彼は演奏するのですが,僕に隣に座れと言うのです。
そして至近距離でギタープレイを目の当たりにしました。
演奏が終わると彼は僕にこう言いました。
「goro! 3パターン弾いたけど,どれがいぃ?」
 
ぜ,全部いぃ〜〜ッ!
 どのパターンも
好き〜ッ! 
 貴方のフレーズ
全部好き〜ッ!
 
至近距離で生弾きヤバイでしょう。
一応僕は
「bパターンからcのパターンでお願いします。」
このフレーズはコピーさせて頂きました爆笑
カールトンへの敬愛!という意味でこれを!
 
{782B7AF0-0282-4740-BB1D-55A325F05735}
 
アルバムの「女になって出直せよ」という曲の出だしがドラムのリズムソロからになっていますが,全曲あの様な感じでずーっと演奏してその曲のテンポや雰囲気を体に叩き込んで始まる!
カウントの声はJames Gadson です。
 
ある晩,京平先生にディナーをご馳走になりました。
見た事もない大きなロブスター!貧乏気質なので
ハサミ(爪?)の部分から食べたのですが,それだけでお腹イッパイになってしまった。
本体食べたかったのに〜〜っ!
 
このアルバムのジャケットは僕の提案でした。
運転手付きのリムジン!
そこから出て来るジーンズで裸足の僕!
奥の木立に白いguitar!
 
オモロイ!
 
Carltonにギターショップを紹介してもらった!少々田舎の小さなお店,ノーマンズ!
 
実は大変有名なお店なのですが,それ程の楽器が置いてない。 そこで一言!
「Carltonの紹介で来たんだけど。」
すると,
「お前の事は聞いてるよ,こっちへ来な!」
別の部屋に連れて行かれ,その壁の向こうには
信じられないビンテージギター達が!ガーン 
凄い!全てタイプ!
好き好きスーのスー!
 
その時手に入れたのは
gibson
 Les Paul Gold Top(1957年)Hum-bucking
 Les Paul Gold Top(1956年)single coil
 L 5         (1961年)
ES335 dot neck (1957年)下記参照
 
{3A2409D6-96CA-4AF1-9EBA-59F8543E6392}

後は内緒チュー
 
向かいのスタジオでRick Marotta がレコーディングしていて遊びに来てくれた。
 
別のスタジオにwest coastのミュージシャンで
Ed Greene(drums)とScott Edwards(bass)がいた!2人とも僕の大好きなミュージシャン!
そのEdがRick Marottoを見て興奮していた!
Edは例えばDiana Rossや Pointer Sisters 数多く作品に参加していて,その正確無比なキープ力は
神業とも言われてました。
 
Rickは多くの同業者から尊敬されていたのは間違いない。
 
これは逸話ですがScott Edwards(ベーシスト) は
8年間同じ弦を使っていたそうです,ある日弦を替えてみたところ不評で,新しい弦ではScottの音ではないというので古い弦に戻したどか!(8年はディフォルメされてるかも…)
 
音色に個性を出す為に弦を煮てから使うとか…
そんな人もいた(笑)
 
僕も色々やったよ〜!ウインク
新品の弦を少し錆びさせてから,その錆を拭って使う!切れる寸前ってやたらいぃ音するんだよネ口笛
今じゃ恐くて出来ない爆笑
 
シンプルに書き込んでいるつもりですがマニアックで
分かんないし〜
 つまんない〜
ですか〜?
 
もっと日々の事とか
 
ギャグれ〜〜ッ
てか?
 
それはそれ…これはこれ…だから…
 僕は何者❓照れ