確かに自分がやらかして来た事なのですが,マニアックな話にならない様コクらせて頂きます。

 
16才の時「アメリカでレコーディングがしたい」
とスタッフに提案しました。
 
今考えると生意気なガキだったのかもしれませんが,当時は正義感を持って大人達と対峙しているつもりだったのでしょう,自分がやりたい事,意見はしっかり伝えなければいけないと。
音楽の事以外ワガママは言いませんでしたよ,生活も質素でした(笑)
 
ヨーロッパ系外資のレコード会社だった事で,ロンドンだったら大丈夫という事になりました。
 
そこで僕からの提案で,例えば,ロンドンフィルのストリングスとRingo Starrを中心にミュージシャンを集められないだろうか?
 
現地からの返事が「OKです,ただRingoは当日来るか来ないか責任は負えません!」でした(笑)
でも素晴らしいミュージシャン達でした。
 
ロンドン盤「雨のガラス窓」の時のミキサー Bill Price が言っていた言葉が心に残りました。「僕はエンジニアでミキサーではありません,だから何でも言って下さい。」日本ではマルチトラックレコーディングが始まった頃からミキサーとアシスタントというシステムになっていました。
アッ!この時もBillに(比留)という印鑑をプレゼントしました。
 
MIXの話はここでは長くなるのでやめましょう。
ロンドンレコーディングでの筒美京平先生と馬飼野俊一先生の素晴らしいエピソードもいつかお話したいと思います。
「雨のガラス窓」では数曲京平先生がピアノを弾いてます。
アッ!馬飼野俊一先生,50周年おめでとうございます。
 
この当時(42〜3年前)ロンドンで買ってきたエフェクター(MU-TRON)現在も現役です,下記実物!
 
 
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この頃単品で購入したエフェクターを分解してベニア板をくり抜き貼り付けスイッチを付けAC〜DCに変換してエフェクターボックスの原型を手作りしました。
(もっと早くに考案していた方がいらっしゃったかもしれません)(;^_^A
 
そろそろ僕の事知らない若いギターオタク&音楽オタクにもブログ覗いてもらおうかな〜〜!爆笑
ウンニャー!まーだ早いプンプン
 
1973年から約10年間海外レコーディングを続けました。
この頃1$308円の時代!ヤバくないですか!
経費節減の為,今の様な格安航空は無かったにせよソビエト連邦の飛行機,モスクワ経由でした。
羽田に着いた時取材陣が来ていました。飛行機の後部タラップから外に出ると,
「もう1度前のタラップから降りるところを撮影させて下さい。」
見栄を張らせてくれただけ!
エコノミーに決まってるでしょ!(^◇^;)
 
アメリカレコーディングの話に触れてみようと思います。1番手っ取り早い方法を考えたのですが,まずは,僕がリクエストして共演が叶ったミュージシャンを頭の中で思い出し,順不同で書き出してみたいと思います。
 
 
     Guitar
Larry Carlton      
David Spinozza   
John Tropea​ 
Joe Caro    
Lee Ritenour   
David T. Walker    
Fred Tackett​
Waddy Wachtel
 
     Bass guitar
Lee Sklar    
Tony Levin    
Gary King
Will Lee    
David Hungate
Mike Porcaro
 
     Drums
Jim Gordon    
Andy Newmark​  
Rick Marotta
James Gadson
 
     Keyboard
Ken Asher    
Larry Nash    
Don Grolnick​
Richard Tee
 
     Perc.
Gary Coleman​    
Steve Forman  
 
     Brass
Bobby Bryant    
Ernie Watts    
Joe Farrell​
David Sanborn    
Michael Brecker   
Jon Faddis
Randy Brecker    
Gary Grant 
Tom Scott   
 
     etc
 
 
書ききれなかった皆々様,すみません。
 
大勢の素晴らしいミュージシャンとご一緒させて頂きました。
 
来日して頂きコンサートもしました。
David Spinozza と Don Grolnick を自宅に誘い
自宅スタジオで僕がドラムを叩き
「これは
Steve Gadd これはRick Marotta これはAndy Newmark  Buddy Williams」なんて言いながら真似したら腹抱えて笑ってた。
 
東海林修先生は僕にとって大切で重要な出会いでした。
17〜8才の頃東海林先生の事務所が同じビルに入ってらして,時間がある時はずーっと先生の部屋にいました。ある時大きなシンセサイザーが設置されました!影響を受けました,勉強になりました。
 
FMを聴いている時,Larry Carlton のSinging Playing が流れてきました!衝撃が走りました。
いわゆる(一耳惚れ!)ってヤツ!
いつか一緒に〜!まさか実現するとは。
「コルトレーンへの敬愛」にはビックリです。
実際に会った時,まさかFender Princeton Reverbを使用してあの音を出しているとは思いませんでしたよ。  下記40年前真似して購入した僕の物です。
 
 
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「北回帰線」録音のメンバーはCarltonを中心に
Stix Hooper も考えましたが 「愛しのレイラ」もあるし,Dominos ですよ〜!
Jim Gordon !!
笑い泣き
Dean ParksはCarltonが連れて来ました。
 
今夜The Crusadersのリハーサルだと言ってましたが,T.Sax&Bass guitarのWilton Felderは譜面が得意ではないので,横でコードネームを叫ぶんだっ!でも彼は1度で覚えてしまうとも。正式メンバーに誘われてるとも言ってました。
 
別れる時スタジオの外で見送った,また会えると願いつつ!
手を振って走り去る彼の車のプレートナンバー!
 
     guitarman
 
          惚れてまうやろ〜ラブラブ
 
 
ところで,「僕は何者❓」シリーズでは長文になるかもしれません。
僕は,もし本を書き始めたら1冊書き終えたいタイプなのです。
ずーっとPC弄ってるタイプ,ずーっと楽器触ってたいタイプ!
だから言ったでしょう!
筋金入りのオタクなのです。
(変)な人なのです。
今回も僕にとってはチョー短文で止めときます。
ですから長文という単語は  禁句  です。
 
短くてゴメンネ照れ
次回はもう少し長文にします!
だから   長文   は  禁句!!!