ようやく完結しました。六年間ほっぽていても、いつも気になっていたものだっただけに憂いが晴れたような想いです。


そして、dedicated to meg-meg


この小説を書いたキッカケは六年前にひさしぶりに出席した中学校の同窓会でした。そこで中学生のときに好きだったmeg-megがすでに亡くなっていたことを知りました。それで彼女との想い出、それもエポックな出来事だった不甲斐なくフラれたときのことを書こうとしましたが、書き出してみたら、やはりツラい気持ちが募って、その後未完の状態がずっと続いてしまいました。でも、やっと書き上げたことで、自分なりの供養が出来たかと思います。


同じクラスだった中学二年生ある日の自習時間。となりの席どうしだったから、ふたりでずっとそのときにリアルタイムで放送されていたテレビドラマ『アリエスの乙女たち』を和気藹々と語り合っていたのが良い想い出としてあります。


有名人に逢って話をしたとか、旅先で絶景を観たとか、それが人生を変える劇的な出来事だったとかではなく、なんでもない中学生のある日の日常です。でも、自分にとっては一生忘れられない想い出のひとつとなっています。


当ブログをお読みの方ならばご存じのように自分は80年代が大好きで、とくに1987年4月~1988年3月までの、自分が中学二年生だったときのことを80年代の“Vintage”として推しています。それは多分にこのときの彼女との想い出から来ているものかもしれません。


また、ときおり小説が書けたらなと考えています。それでは。