史上最高のSF映画は『スターウォーズ』ではなくあの作品

http://news.walkerplus.com/2011/0709/10/


やっぱり『ブレードランナー』が1位、『スターウォーズ』も旧シリーズのⅣとⅤは入っているけど、森の熊ちゃんのせいなのかⅥは入っていない。


まあ、そんなことはいいとして、本日7月10日は1982年に『ブレードランナー』が松竹系で全国封切り公開された日。公開前のTVスポット用CMは内海賢二のナレーションで「2020年、レプリカント軍団人類に宣戦布告 ハリソン・フォード主演 ブレードランナー」と煽っておいて、劇中に出てきたレプリカントはたった4体・・・。噂だけ先行していたスピナーによる空中カーチェイスもなかったし、観に行った人は、さぞや肩すかしを食ったことだろう。


ちなみに、同日はあの『メガフォース』も全国封切り公開された。こちらのTVスポット用CMも内海賢二のナレーションで「悪いことすると、メガフォースが来るぞぉう!」と。東宝東和だけに大量にCMが放送されていた記憶がある。


両作品、さらには縁が続いて国内のテレビ初放送がわずか一日違い(!)。『ブレードランナー』は1986年4月14日のTBS「月曜ロードショー」で、『メガフォース』はその前日のテレビ朝日「日曜洋画劇場」であった。YouTubeに『ブレードランナー』の荻昌弘の解説 が載っていて、その本放送以来二十年ぶりくらいに再び拝見したときは感慨深いものであった。なんてたって、自分の初めての“ブレラン”体験だったから。熱のこもった解説に続き、本編を食い入るように観ていた記憶がある。当時の家のテレビは19型か21型だったんだけど、そんなの関係なくもう圧倒されてしまって、「世の中にこんなすごい映像があったのか!」と驚いた。一方の『メガフォース』も観た記憶があるのだが・・・覚えていない。さて、淀川長治はどこをどう解説したのだろう(笑)。



茶屋町吾郎の趣味シュミtapestry
メガフォースの解説には「もちろん架空ではあるが、兵器ファンの人は注目」とか

「無邪気な娯楽作です」で締めていたりと、かなり無責任