先日の「熱い夏を…」で短文(五郎さん、いただき!)を書いたので
ちょっと ブログもひと息ついていました

現在 車の中では「ALL OF ME」を聴いています  五郎さんのジャズ 気持ちいいですね〜

復刻盤がたくさん出て ファンの皆さんのそれぞれのお気に入りとか お話し出来たら楽しいだろうな〜
「ここがたまんないのよねー!」とか こだわりだとか…

そんな事を考えながら手にとったこのアルバム  77年と言うのは 春に一回目の日生リサイタルがあった年ですね

この頃は もうGOROスペシャルが確立していて あの豪華なメンバーの演奏を小さな地方のコンサートでも五郎さんファンは聴くことが出来てたのでした

オープニング「俺たちは天使じゃない」を聴いて、あれっ 五郎さんちょっと元気が無い?とか思ってしまった  曲のせいかな?

そういえば昔 五郎さんを追っかけてた頃
当時の相棒とよく言ってたのでした
「五郎さん、スロースターターだもんね」

すみません!30年以上前の話です
だから、テレビで一曲だけ歌ったのでは五郎さんの良さが出ない、と世間に対して嘆いていたのでした
愛があるがゆえに発した言葉と受けとって下さい

復刻盤のこのアルバム 私は一度ビデオレコーダーからテレビスピーカーを通して聴きました
次にテレビからステレオに繫いでヘッドホンで…何のために?ステレオのCD部分が壊れているんです

やっぱりヘッドホンはいい!
私のは音抜けのいいセミオープン型
回りの生活音もキャッチする事ができるので主婦には有難いタイプです
呼び鈴(古い!)がなっても気づかなかったなんて事にならなくて済みます

前置きが長くなりました
このコンサート前半 五郎さんがバリバリ ギターを弾く場面があります
ニューヨーク録音のあとなので その中から 私が大好きな「エアポート・ストーリー」そして「ドライ・フラワー」と続き
新オリジナル曲「マジシャンズ・ホリデイ」
ここで矢島賢さんとのツィンギターが始まります そしてGOROスペシャルのド迫力‼️
次に「傷心スピード・ウェイ」では矢島さんとのスピード感ある掛け合いが もう、ヒェ〜!て感じで もっと続けてー‼️と思いながら福岡会場での私は二人を見てましたね
問題は次です いや、別に問題ではありませんが 「沈黙」…何故ここで沈黙?と思ってたら五郎さんがギターを弾いてるのです‼️

えっ、そうだったっけ?
はっきり言って 覚えていませんでした❗️
ガーンΣ(゚д゚lll)‼️

続く「地下室のメロディー」
藤公之介先生が作詞 作曲は東海林修先生
です 
麻生香太郎先生は宇宙的な広がりを感じさせる詩の世界
藤公之介先生はさりげなく人生を語る詩の世界が素敵ですね

「THIS BOY」五郎さんの多重録音
一郎から十二郎まで登場?強く印象に残りました
この頃 こんな事やってるミュージシャンなんて 日本には他にいなかったでしょうね
アメリカ録音のアルバムにしてもそう、五郎さんは20年先を行ってたのです

後半はカバーから始まりました
さだまさしさんの「最終案内」村井邦彦さんの「朝・昼・夜」
「朝…」の方は作曲された御本人の村井さんが1969年に、1973年にあのGAROがレコードリリースしています
調べていたら のりえさんが以前ブログに取り上げてらしたみたいですね

でも、あまりに五郎さんにぴったりな曲で
五郎さんのためのオリジナルかと思いますよね

さださんは私と同じ長崎出身ですが 高校在学中 担任が「さだまさしのコンサートは行っていいが、野口五郎はダメだ!」と禁止令を出した事があり それからなんとなく さださんを毛嫌いしていた私でした
もちろん、さださんのせいではありません
五郎さんのコンサートは?行きましたよ、当然!

「試写会」
あの「愛の肖像」みたいなストーリーですが やはりこんな時の五郎さんの声は 胸の奥の琴線に触れて切なさが胸いっぱいに広がります  キューンとして この瞬間だけは心は乙女❤️
終り近くの「ラー、ラー、ラララララー」の声だけでも胸が締めつけられます

このステージ 秋に相応しく ちょっとしっとり感のあるセトリで しばらく聴き込みたいと思います
ちゃんと聞き直すと ちゃんと五郎さんのステージでした
また思い出のステージを聴くことが出来て幸せです‼️