一度妊娠もしましたね。
そして流産もしました。

不妊治療を始めるのも勇気がいるけど
やめるのにも勇気がいった。

今年で結婚6年になる私が今、妊娠、出産に対して思う事をつれづれと書きます。



私は最近
「自分は本当に子供が欲しいのかな?」
ってそればかり考えるんです。

例えばこういうパターンがあるよね。


不妊治療を頑張ってそれでも結果が出ない。
友達や親戚の妊娠、出産報告に心がザワつき、心から喜んであげられない。

そんな黒い自分に嫌気が指す。
もうそんな風に考えるのはやめようと、
自分の本当の思いに蓋をする。

もう生理が来る度に地の果てに落とされるのも身がもたないから
防衛反応として
「私ってそんなに子供好きじゃないんだよね。夫婦仲も良いし、このままの生活も悪くないかなって」
という態度で自分の本音を隠す。

本当は子供が欲しくて欲しくてたまらないし、子供がいる友人が羨ましくてたまらないのに
「うちはこのままでいいんだ」って強がって自分に一生懸命言い聞かせる。

で、私もそういう側面もずっとあったんですけど…


子宮メソッドお股温活を始めて自分に真剣に向き合うようになってからは
まず、自分の本音に蓋をするという事がなくなったので、悲しい自分も小さい事で傷つく自分も全部認めるようになりました。

で、色々掘り下げていくと
私の場合は上記のようなパターンではなく

元々子供が好きじゃないし、ペットを飼ったり、小さい生き物を育てたり、自分より下の子の面倒を見たり
“お世話をする”という事にほとんど興味が無かった。

昔から母親の口癖が
「結婚したら、子共が出来たら、やりたい事が制限される」
そしてそんな風に言われる私はお荷物で
母親に愛されている実感が持てなかった。

転校、いじめ、性被害、不登校、毎日自殺を真剣に考えるほど辛かった子共時代の思い出があり
子共を産んで、また同じ時代を自分も目の当たりにすることへの恐怖感。
学校という場所に関わる恐怖感。

そしてその思いと向き合う事なく、
全部押し込めて忘れたフリをして

子共さえ出来ればこんな私でも認めてもらえる

良い人間に変われる

それを原動力に治療頑張ってたよな

って思うのです。

今までの人生いろんな面で常にマイノリティーだった私は
何とかして普通になりたかったし
惨めで情けなくて何1つ人並みに出来ない私をなんとかして変えたかった。
でもどうしていいかわからなかった。

そこで、結婚すれば、子共がいれば

ダメな自分に向き合う時間もなくなるだろう
と考えたんですね。

親の期待に応えなきゃ、良い嫁にならなきゃという思いも強かったです。


だからちょっと私の場合は逆パターンではあるんですよね。

どうしても子共が欲しくて諦めきれなくて
でももう傷つくのが無理だから防衛反応としての
「私は本当に子供が欲しいのかな?」

なのか。

「子供さえ出来れば変われる」と過度の期待をし、今までの自分を全否定していた所から
自分の本音に気づいてからの
「私は本当に子共が欲しいのかな?」

なのか。

似ているようで全然違うし
同じ不妊に苦しむ女性の中にもいろんなパターンがあるなぁと思います。
(もちろんそこに優劣はないです。)

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