仏教において、
「新作のお経」
は、
基本的には
「あり得ません」
なぜなら、
「お経」そのものが
「呪文」であり、
「この世」と
「あの世」を
つなげる
「文字列」
だから、
新しく創造することが
できないからです。
だから、
お経を
全部暗記
していても、
「文字列」が
書かれた
「紙」が
必要となります。
さらには、
お経が
長すぎて、
読み切れない
場合は、
お経が書かれた
「紙」を
バラバラっと
広げて、
「読んだこと」
にするのです。
つまり、
「読む」という行為より、
「文字列」を展開する
という行為のほうが、
「重要」
だと考えられていた
時代も
あったということです。