自分が
どこの
誰であるか
 
それを
他人に
「認識」
してもらうために
必要となるのが
「名前」
という、
「コトダマ」の
本来の
機能でした。
 
でも、
「地位」と
「名誉」の
機能をつけた途端に、
 
「同じ名前の人」が

たくさん
「増殖」
してしまったのです。
 
「源平藤橘(げんぺいとうきつ)」
 
という
「用語」が
あります。
 
これは、
平安時代の後半に
朝廷の要職を務めた
「一族」が
4種類しか
いなかったことを
意味しています。
 
それは
すべて、
 
「朝臣(あそん)」
 
つまり
「同じ姓」
だったから
なのです。