当時の都で、
地位と信頼を
すでに得ていた
 
「最澄」
 
その協力を得て、
 
もともと
「遣唐使」の
役割である、
 
「国家中枢」で
国を動かす
「立場」となった、
空海。
 
その
「大天才」ぶりに、
 
当時の首都であり
日本の、
「宗教」
「文化」
「芸術」
「産業」
「経済」
において
確固たる
中心であった
 
「京都」は
 
「大騒ぎ」
とります。
 
見たことがない
「密教」の
「秘儀」
 
今まで
知らなかった
新しい経典の数々と
新しい解釈。
 
それを、
次々と披露する
空海の堂々とした姿は、
たちまち、
「みやこびと」の
心を捉えてしまうのです。