そんな百式も開発中大きな問題にぶつかる!
元々プロジェクト・Zの目的は敵対するティターンズの高性能可変MS(モビルスーツ)に負けない超高性能可変MSを造ることであった!

しかし、百式は可変するのに複雑な変形を必要とした為、高いGがかかった状態で変形するとフレームが歪むことが判明し、あえなく可変機構取付は断念された!

しかし、元々スペックは高性能だった為非可変機の攻撃型MSとして実践投入され、数々の実績を残している!


つまり百式は可変機として最初は設計、開発されたが、途中断念され、非可変機として再設計され完成した、MSの中でも変わった経歴をもったものと言われている!

補足として背中に装備されているフレキシブル・バインダーは変形機構の名残と言ってよいだろう!

ちなみに百式のフレキシブル・バインダーはリックディアスのバインダーを改良したものであり、それ自体が可動肢し、機体の運動性を大きく向上させている!

後に開発されているZプラスA1型にも同様のウィンドウ・バインダーが搭載されその有用性が伺える!


可変開発機構時に発覚したフレーム強度の問題は、後にエゥーゴが捕獲したガンダムMK-Ⅱのムーバブルフレーム技術を入手した事で解決!

その時はもうすでに百式は非可変機として完成していて、可変機としては再設計されなかったがその技術を応用しZガンダムの完成と繋がるというわけである!

百式の開発は無駄ではなかった事が伺えますね!

百式、それはグリプス戦役時最も大胆で最も繊細な機体!

次回は百式が金色にコーティングされた理由、メガ・バズーカランチャー前編をお送りします!

それではまた!
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