翌朝、ウサ夫は見慣れないクッションを抱えアパートに抱えて帰ってきた。
昨夜は義実家に泊まったと思っていたが、
どうやら車中泊したようだ。
私と揉めた事を義実家に知られたくなかったのだろう。
私はウサ夫と交代するように出勤する。
家を出る間際に
ウサ夫
「式場の見学、木曜日に予約するから」
カメコ
「…………」
私は一言も話さなかった。
よく、喧嘩を次の日に引きずらないという人がいる。
一体どうやったらそういう人間になれるのだろうか。
私の眠りは、怒りを収めてはくれないらしい。
そして、ウサ夫も私も、「謝れない大人」なのだ。
仲直りができぬまま、
式場見学の予約を入れた日になってしまう。