は、釣りの大原則ですね。
釣れたルアーを投げるとそのあと必ず根がかって釣れ筋ルアーをことごとく無くす法則です。
けらおでれす。
會長が狭山湖の鴨の話をしていましたが、
皆さんは かもとりごんべえ をご存知ですか?
B級日本昔ばなしでれす。けらおは知りませんでした。
話の内容は以下
むかし、ある村に権兵衛さんという猟師がおったそうな。
権兵衛さんは、冬になったら山に入って、鴨取ったり、兎取ったりして、夏になったら川へ行ってウナギ釣ったりアユ取りしたりして、それを町へ売りに行って暮らしておったと。
ある年の冬、権兵衛さんは、鴨をいっぺんに沢山(たくさん)取る方法を思いついたと。
晩ご飯のおかずの魚を一切れ残しておいて、それを長いひもでくくって、鴨の来る山の池へ持って行ったと。
池の中へそれを浮かべておいたら、鴨がたくさん飛んで来て泳ぎはじめた。
権兵衛さん、しげみに隠れて
「はよ食え、はよ食え」
言うて、わくわくして待っとったら、なかの一羽がその魚を見つけて、ヒョイとのみこんだと。
「しめしめ、はよひれ、はよひれ」
言うて、見とったら、その鴨が食べた魚を尻からひり出したと。
「ほい、ねらったとうりになったわい」
言うて、なおも見とったら、次の鴨が来て、今前の鴨がひり出した魚をヒョイと呑んでプッとひった。三羽目の鴨が来て、また呑んでまたひった。四羽目の鴨も五羽目の鴨もそうやって、次から次へひっかかって、おおよそ二十羽もひもでつながったころ、
「よしよし、もうこんくらいでええやろ」
言うて、いきなりとび出して行って、そのひもをつかんだと。
そしたら、鴨がびっくりして、いっせいにワァッと飛んだと。
「こりゃ大変だ、逃がしてなるものか」
権兵衛さん、しっかりひもをつかんだもんだから、鴨が上へ舞いあがるのと一緒に、宙づりになって空へあがってしまった。
「大変じゃあ、大変じゃあ、助けてくれえ」
言いながら飛んで行って、高野山(こうやさん)の上にさしかかったと。
高野山には和尚さんたちがたくさんおって声を聞きつけて上を見たら、鴨と一緒に人が飛んどる。
「わあ、大変じゃ。人間がぶらさがっとる」
言うて、大騒ぎ。
権兵衛さんが、
「助けてくれえ」
言うたら、和尚さんたちが、
「よおっしゃ、助けてやるから待っとれよう」
言うて、布団を持って来た。大勢でぐるりを持って、
「ここへなあ、とびおりたらええんじゃあ」
言うから、権兵衛さん、鴨の首を一羽ずつしめたんだと。
そしたら、鴨たちの飛ぶ力がだんだん弱って、終(しま)いの鴨の首をしめた時に、ドタ―ンと下で待ち受けとる布団の真ん中に落っこちたと。
そのとたん、布団を持っとった和尚さんたちの頭が、わあっと、寄せ集まって、かち合うたと。
カチ―ンと音がして、火花が出たと。
その火で高野山が焼けたと。
おしまい チャン チャン。
という落ちがクソつまらない話をなんですが、けらおも昔似たような話があったので紹介させていただきます。
今日のけらおの格言
むかし、あるところにけらおという釣り師がおったそうな。
けらおは、時期になったら立入禁止ダムに入って、スモールを釣ってポイントを隠してブログにアップして暮らしておったと。
ある年の冬、けらおは、スモールをいっぺんに沢山(たくさん)取る方法を思いついたと。
アラバマリグのワームを全部ハートテールにして、それを連結して、取水塔の上からキャストしてゆっくり巻いてくる。
なんどかキャストしていると着水音に寄せられてスモールのスクールが寄ってきた。
けらおは、取水塔の陰に隠れて
「はよ食えよ、はよ食えよ」
言うて、わくわくして待っとったら、なかの1匹がハートテールを見つけて、ヒョイとのみこんだと。
「しめしめ、飲み込め、はよ飲み込め!」
言うて、見とったら、そのスモールが食べたハートテールを尻からひねり出したと。
「ほい、ねらったとうりになったでれす」
言うて、なおも見とったら、次のスモールが来て、今前のスモールがひり出したハートテールをヒョイと呑んでプッとひった。三匹目のスモールが来て、また呑んでまたひった。四匹目のスモールも五匹目のスモールもそうやって、次から次へひっかかって、おおよそ二十匹もPEラインでつながったころ、
「よしよし、もうこんくらいでええでれすよー」
言うて、ラインのたるみを巻き上げて鬼フッキングを決めたと。
そしたら、スモールがびっくりして、いっせいにバシャバシャと沖に向かって逃げたと。
「こりゃやらかしたでれす、バラシてなるものか」
けらお、しっかりロッドをつかんだもんだから、スモールが沖へ泳ぐのと一緒に、けらおも水の中に引き込まれてしまった。
「大変でれす、大変でれす、助けてクレメンス!」
言いながら、堰堤にさしかかったと。
堰堤にはたまたま巡回中のおまわりさんがおって、けらおの声を聞きつけて水面見たら、スモールと一緒に人が水の上を進んどる。
「わあ、大変じゃ。人間が引きずられてる」
言うて、大騒ぎ。
けらおが、
「助けてクレメンス!」
言うたら、おまわりさんが、
「よおっしゃ、助けてやるからそこでおとなしく待っとれよう」
言うて、ボートを持って来た。大勢で乗り込んできて、
「ここへなあ、乗り込んだらええんじゃあ」
言うから、けらお、スモールを一匹ずつしめたんだと。
そしたらスモールたちの泳ぐ力がだんだん弱って、終(しま)いのスモールの首をしめた時にちょうどボートの横におって、おまわりさんに引き上げられたと。
そのとたん、引き上げられたけらおを毛布で囲み、おまわりさんが寄せ集まって来たと。
カチーンと音がしてけらおが青ざめたと。けらおの手首に手錠がされ、「はい。不法侵入で逮捕ね。」けらおはパクられましたと。
おしまい。チャン チャン。