「縦の糸はあなた、横の糸は私」

 

こないだ観た、「クルエラ」に引きずられてか、

今回もファッションの世界を描いた映画を鑑賞。

 

クルエラと大きく異なり、

デザイナーのレイノルズは冷静かつ情熱的な職人って感じで、

女性たちは皆自分のドレスを作ってもらうことを夢見ている、いわば憧れの的。

そんなレイノルズがモデルとして声をかけた女性がアルマという、

どちらかというと、ずんぐりむっくり体系で野暮ったい感じの人。

 

当然、アルマはレイノルズに気に入られようとするが、

そんなことには我関せずのレイノルズ。

二人の奇妙な関係が、次第に新たな局面を迎えていく的な。

 

女性に自分の理想を押し付ける男性、っていうのは、

アメリカンサイコの奴とか、めまいのアイツとかに通ずるものがあって、

映画では、よく出てくるモチーフなのかな?

ただ、この映画ではアルマが徐々に相手を掌で転がすようになるので、

そうした逆転劇があるのが特殊なのかもね。

まぁ、最後に迎える究極の愛の形は、お子ちゃまの自分には分からない境地で難しかった。

 

そういえば、レイノルズが倒れた時、

一番心配されていたのは、本人よりも服の方で、

彼もまた、才能あってのレイノルズとしてしか求められてなかったのかなぁ、と思った。

そういう意味では、似た境遇か。

 

残り83本