「誰?」

 

今回は、バイスを観ました。

内容は、ブッシュ政権下の副大統領ディック・チェイミーの話。

 

サムネがこっちを見て指を指しているチェイミーで、

まるで「見ろ」と暗示をかけられているように感じ、ついつい視聴。

ブッシュの頃はまだ小学生で、アメリカ政治のことは全く知らかった。

特に、チェイミーなんて今回の映画で存在そのものを初めて知った。

むしろ、それ以外の登場人物の方が知名度あるような。

キッシンジャー、パウエルなどなど。まぁ、この人たちも何した人か知らんけど。

この存在感が、ある種この映画を観る上で実は重要だったのかも。

 

この映画は、「ぼくらを作ったオモチャたち」みたいなネトフリの文化史系動画に近いつくりで、

挟み込まれる唐突な演出が病みつきになってしまう。そんな映画。

 

チェイミーの鳴くまで待とうホトトギス的な、虎視眈々と獲物を狙う様は、趣味である釣りとリンクしており、

ブッシュがチェイミーの意向を呑むまでの時間は、観てるこっち側もなぜか応援してしまう。

結果、影の権力者になるチェイミーだけど、

その先の終わり方が見せる、ゾッとする感じは身につまされる感じ。

自分も無関係な世界にいる訳ではないんだね。

 

鵜呑みにし過ぎなければ、イラク戦争を学ぶ良いきっかけ映画かも。

 

残り106本