「龍多いな」

 

今回は、ラーヤと龍の王国を観ました。

内容は、バラバラになったみんなの心を1つにする話。

 

テーマは、ずばり「信じる」

信じた者がバカを見る。ということが繰り返される映画で、

それがきっかけとなり、世界のみんなが人間不信になっていく。

しかし、龍の化身だけは、何度騙されようとも毎回相手を信じる。

なんだか、身につまされる話ですな。

 

「信じる」というテーマは、結構形を変えて登場する。

例えば、守り人の交代も正直ラーヤでは実力不足の感は否めないが、

それでも、信頼してその座を譲る。

また、ナマーリも子供の頃から変わらずに龍の存在を信じてきた。

そうした、いろんな形の信じ方が出てくるので、より最後のメッセージが強く感じられた。

 

また、人をだますようになってしまった人たちも、

経緯をしっかり描くことで、フェアさが担保されているようにも感じた。

結局、人を騙すのも生きていくための最終手段なのよね。

 

ただ、最後は主要メンバーの絆だけで事が収まったのが気になった。

映画世界の住民は事件以降、人間不信になった人が多い訳で、

扉を閉めようした婆や、ナマーリの母親あたりが改心したのかが不思議。

あいつらは、改心しないでも世界が守られるのであれば、別にいいけど。

 

一応、人を信じられない人に対してのメッセージとして、「ちゃんと相手のことを見てもいないでしょ」っていうのは、

確かにその通りだし、実践できることなので、安易な性善説による思考停止で終わらないのは、良かったです。

 

残り111本